5月14日、ゴーカートの日本一を決める「RedBull KartFight 2016」の一次予選会がさいたま市のサーキット秋ヶ瀬さん(略称CA)で開催されるということで、参加してきました!
RBKFの一次予選は、日本全国の各施設で様々な形態で開催されますが、ここCAでは本番さながらの本格的なレース形式ということで、ただ速さを競うだけでなく、レースを楽しむ事もできるお得イベントでした。
RedBull KartFightって何?
RedBull KartFight(以下RBKF)は、毎年行われるゴーカート日本一を決める一大イベント!今年で開催5回目を迎えます。
北は北海道から南は九州まで全国各地57の施設で一次予選が行われ、4地方での二次の予選を経て、最後はジャパンファイナルが行わます。
昨年は7,000名を超えるドライバーが挑戦しています。今年はもっと増えるのかな?
詳しくは、公式サイトを見て下さいね。
CAは通常左回りコースですが、この日は特別に右回りの逆走での開催。皆さんレース前の練習にも余念がありません。
使用するマシンは?
ここCAでは、多くのゴーカート場で利用されている、イタリアbirel社製の N35 という車体に、HONDAのGX160という少し小ぶりなエンジンが搭載されています。
最高速度は60km/h超、体感速度は120km/h!ハンドルも軽くて軽快に走れるのが魅力です。

birel N35、HONDA GX160
レースの流れ!
今回は20名エントリーで、マシンは10台。2組に分けてレースが進行します。
・重量計測&出走組み分け&マシン抽選
・ドライバーズブリーフィング
・予選タイムアタック1組目(くじ順)
・予選タイムアタック2組目(くじ順)
・予選レース1組目(予選タイムアタック奇数順位者)
・予選レース2組目(予選タイムアタック偶数順位者)
・決勝レースDiv2(予選レース下位10名)
・決勝レースDiv1(予選レース上位10名)
RBKFは体重ごとにクラスが規定されていますが、CAでの選考会は全クラス混走です!
重量計測の結果、この日の参加者は、Aクラス2名、Bクラス7名、Cクラス11名だったので、各クラスの通過者はAクラス1名、Bクラス3名、Cクラス6名になりました。
私はAクラスなので、ライバルは一人。勝てるかな~?

ガチンコレースですけど、参加者はわりと和気あいあいです。

重量計測とくじびき。

サーキット秋ヶ瀬RKF重量測定

私は予選1組目、7号車というマシンを引きました。
予選タイムアタック!
くじ引きが終わるとすぐに予選タイムアタック開始です。7分間のうちに記録したベストタイムが予選レースのグリッドを決めます!

マイヘルメットとレーシングスーツ着用の方が多いですね~

全クラス混走なので、速度差があってクリアラップを取るのが難しい。

タイムアタックの結果表が貼りだされると、皆群がるようにして結果を確認です(笑)
予選レース!!
さて、タイムアタックの結果、1位タイムだった人が予選レース1組目のポールポジションから、2位タイムだった人が予選レース2組目のポールポジションから、以下3位が1組目の2番グリッド、4位が1組目の2番グリッドという形で、交互に組みわけられていきます。
私は幸い予選タイムアタック1位通過で、予選レース1組目のポールポジションスタートになりました!

日章旗が振り下ろされたら予選レースがスタートします!

うひゃ~あちこちでサイド・バイ・サイド!

F1のスタートみたいな混み具合!
決勝レース!!!
予選レースの結果をもって決勝レースの組み分けとグリッド順が決まりました。決勝レースは予選レース上位のDivision1と予選レース下位のDivision2に分けられます。
決勝レースのDiv1に進めるのは予選レース各組上位5台ずつ。下位5台ずつはDiv2でのレースになりますが、Div2でもCクラスは一次予選通過枠がまだ2枠残っていました。逆に言うと、CクラスはDiv1に進んだ時点で一次予選通過!!
決勝のグリッド順は、予選レース1位の2台の内、ベストタイムが速かった組の方が奇数グリッドになります。今回は予選1組目1位のベストラップが速かったので、予選レース1組目1位がポールポジション、2組目1位が2番グリッド、1組目2位が3番グリッドという順です。
決勝マシンのくじ引きをして、決勝レースDiv2からレーススタートです!
Div2は終始白熱したレース展開で、見ている私も写真撮るのを完全に忘れるくらいの熱いバトルが繰り広げられました!結果的にCクラスの2名がワン・ツー・フィニッシュで一次予選突破!おめでとうございます!

悲喜こもごもありながらも、レースを終えて帰還する戦士達
そんな白熱したDiv2のレースを見ていて、Div1のポールポジションからスタートすることになった私は、同じAクラスの中学生がDiv1の2番グリッドからスタートということで俄然気合が入ります。前でフィニッシュした方が一次予選突破なわけです。
ゴーカートは基本的にオトナのおもちゃ(笑) 親のお金で走っている子供に負けるわけにはいきません!子供の夢を適度に打ち砕き、勝負の世界の厳しさを味わってもらうのがオジサンの仕事(爆)
というわけで、中学生相手に36歳のオジサンが容赦なく勝負を挑みます!!
本当はね、将来ある若者には、ゴーカートじゃなくてもっとハイレベルなレーシングカートで修行して、いずれF1などのトップレーサーを目指してほしいのですよ。(オヤジの小言)

この絵面、トップガンっぽくない?(笑)
表彰式!
ということで、RBKF2016、CA一次予選会の通過者は以下の10名に決定です。(敬称略)

Aクラス:中学生を撃破した私(笑)

Bクラス:マツキ、ベツイ、ウチダ

Cクラス:ハシモト、ドイ、サトウ、マツムラ、イイダ、ヨシモト

最後は参加者全員で集合写真。皆様お疲れ様でした~。
レース結果の詳細は、CAのホームページにもアップされています。
今回参加のイベント情報
RedBull KartFight 2016 一次予選
開催場所 :サーキット秋ヶ瀬
参加費 :7,000円
参加しやすさ:★★★☆☆
参加者レベル:★★★★☆
ちなみに、RBKFの一次予選期間は2016/6/5まであり、施設ごとに選考形式が違います。腕試しに一発やってみたい!という方がいましたら、各開催サーキットのホームページ等から、選考会の方式や費用がどうなっているかを確認し、是非とも参加してみてください。
重複エントリーも認められていますので、複数施設からエントリーするのもアリですよ!目指せ!ゴーカート日本一!