イベントレポート

ゆっる~い公式レース☆第71回CityKartCUP!

CKCUPブリーフィング皆さんこんにちは。Go!KART!レポーターの石栗です。

 

11/3(祝)は、東京都内唯一の常設ゴーカートサーキット、シティカートの公式レース、第71回CityKartCUP(以下CKCUP)に参加してきました。

2000年の第1回大会から数えること70回を超える伝統のレースながら、公式レースとは思えないゆっる~い雰囲気で進む独特のイベントです!

 

ブリーフィングでは自己紹介から!

普通、ブリーフィングではレース方式やペナルティ基準、注意事項等が事細かく説明されるのですが、CKCUPのブリーフィングではレースの説明はオマケ程度。笑

まずはCKCUP初参加の方の自己紹介タイムから始まります!

CKCUPブリーフィング

「初参加の人~」「は~い!」

自己紹介とか苦手な人は、ここで手を挙げないのが正解です。笑

 

CKCUPは、「タイムアタックチャレンジクラス」「タイムアタックチャンピオンクラス」「1時間耐久レース」の3イベントが行われるのですが、ブリーフィングが行われるのは、チャレンジクラスの前と、1時間耐久レース前の2回です。どちらも変わらずゆっる~い雰囲気のブリーフィングです!笑

CKCUPブリーフィング

中山社長の競技説明は、半分以上の人が聞き流し?笑

チャレンジクラスは運頼み!?

さて、ブリーフィングはゆっる~い雰囲気で進みますが、チャレンジクラスのタイムアタックは、参加者それぞれ色んな想いで参加していることもあり、ちょっとピリっとしてきます。

特に、カートのくじ引きがあるチャレンジクラスでは、「良いカートを引きたい!」とくじ引きから気合爆発の参加者も!笑

CKCUPチャレンジクラスくじ引き

MCの図師さんがくじ引きのトランプマン!笑

チャレンジクラス上位常連の人達は、誰がいつ勝ってもおかしくない実力者揃い。そうなると引いたカートの若干の違いがタイムに直結し、運要素が強くなってきます。それでも結局最後に勝つのは本当に力のある人なんですけどね。

 

余談ですが、今となってはシティカートのコースレコードを持つ私も、チャレンジクラスを勝つまで7戦(2年)かかりました!笑

CKCUPチャレンジクラス出走前

Go!KART!レポーター陣も揃って参戦!

CKCUPチャレンジクラス

気合十分の人、エンジョイの人、楽しみ方は人それぞれ。

CKCUPチャレンジクラス結果

チャレンジクラス結果グラフ!

後からお見せするチャンピオンクラスと比べると、わりとバラつきが大きくなるのがチャレンジクラスの特徴ですね~。表彰式は夜の部で!

 

チャンピオンクラスは超接戦!

運要素の強いチャレンジクラスと違って、チャンピオンクラスは全員が3台のカートに1回ずつ乗車するので運要素は天気のみ。体重ハンデもあるので、毎回すごい接戦になります。

 

でもそこはゆっる~いCKCUP。参加者同士で、「このカートは右フロントのキャンバーが少しネガティブで・・・」だとか、「このカートはクラッチが滑るからアクセル早めに」とか、マニアックなアドバイス合戦をしながらワイワイやっています。

CKCUPチャンピオンクラス

謎のアドバイスをゴニョゴニョと・・・

CKCUPチャンピオンクラス結果

チャンピオンクラス結果グラフ!凄まじい接戦!

1位~14位までが0.318秒、7位~10位までは、なんと1,000分の5秒差!!

ゆっる~い雰囲気のわりに、超接戦になるのはやはりチャレンジクラスを制してきた人達の実力というものでしょうか。チャンピオンクラスは、体重5kg当たり0.1秒のタイム加減算ハンデがあり、これが接戦を演出しています。タイム加減算前のグラフを見ると、ハンデがいかに絶妙なのかがわかります。

CKCUPチャンピオンクラスハンデ無しタイム

ハンデ無しだと3位と5位で0.986秒差もあるのに・・・

このハンデタイムの絶妙なバランスは、17年の歴史の中で殆ど変えていないというのだから驚きです。ゆっる~い公式レースなのに、こういうところはしっかりしてるんですね~

 

60分耐久レース2本立て!

耐久レースは、10チームのエントリー。シティカートはカートが7台しかないので、5台ずつに分かれてレースを行い、最多周回数を競うことになります。こちらは前回優勝ハンデが13秒、1スティント最低10周ということ以外、特に細かいルールはないのですが、毎回大接戦になります。

CKCUP耐久前

耐久レースが始まる頃には既に日も落ちてきます。

CKCUP耐久組分け

前半組、後半組の組分けはくじ引きで

CKCUP耐久抽選

車両抽選、グリッド抽選もトランプマン担当MC図師さん

レース結果は、昨年からCKCUP7戦6勝のRacing Club 30が唯一108Lapを刻む圧勝!

 

2位は前回優勝ハンデを乗り越えての107Lapを刻んだTeam No Mark、3位には107Lapを刻み、Go!KART!編集長を擁するCP64Racingを1秒差で振り切った、我らがうさぎちゃんレーシングが初表彰台となりました!

 

実は、レースフィニッシュ時に、106Lapしか到達していなかったと勘違いして、4位か5位だと思っていたので、結果発表で1秒差の3位と聞いた時は優勝したチームよりも大喜びしてしまったのでした!

 

発表されるまで結果がよくわからないというのも、CKCUPならではのゆっる~いエピソードかと思います。他のレースではこんなことないです。笑

 

表彰式はゆっる~くない!

表彰式とシャンパンファイト。全イベントの表彰式がまとめて行われます。

CKCUPチャレンジクラス表彰式

チャレンジクラスは1位~6位が表彰!

CKCUPチャンピオンクラス

チャンピオンクラスは3位まで表彰&賞金!そして激烈シャンパン戦争!

CKCUP耐久表彰

耐久レース表彰後のシャンパンファイトは、関東圏最悪クラスです!笑

ここまでゆっる~く進んできたCKCUPですが、チャンピオンクラスと耐久レースの表彰シャンパンファイトは激烈です!!両方共3位だった私は、とにかく逃げの一手でなんとか最小限のダメージで済みましたが、耐久レース優勝のチーム代表者は全身ずぶ濡れ&ぶどうジュースでベッタベタ!この寒い時期に可哀想に・・・。風邪引かないように気をつけて下さいね~。

 

今回参加のイベント情報

イベント名  :第71回CITYKART CUP 2016
開催場所   :シティカート
参加費    :タイムアタック 4,000円/人(耐久も参加の人は1,000円引き)
       :1時間耐久レース 21,000円/チーム
参加しやすさ :★★★★☆
イベント満足度:★★★★☆

 

ゆっる~いを連呼してきましたが、本当に雰囲気はゆっる~いです。笑

シティカートの中山社長や、MCの図師さんが醸し出す雰囲気に、カートを楽しむことを熟知した常連さん達、初参加の方を迎え入れるアットホームな空気があるんだと思います。

 

私も初めて参加した時は1人でした。その時に色んな方から声を掛けて頂いて、仲良くなって、今ではシティカート常連さん達とはみんな友達です。Go!KART!レポーターも沢山出場しているので、「いつも記事見てます」なんて声掛けてくれたら、喜んでコース攻略教えちゃうと思います。笑

 

来シーズンの日程は、後日シティカートのホームページ上で発表されると思いますが、初心者の方も、上級者の方も楽しめるゆっる~い公式レースですので、是非ともご参加下さい!

 

勝つつもりの方は、着替え必須で!笑

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石栗 和春

F1好きが昂じてカートにハマり、2014年4月よりカートキャリアをスタート。 体重50kgの超軽量ドライバー故、得意なのは直線、苦手なのは重量ハンデ(笑) S.Vettel選手のRedBull時代のコスプレで関東各地のレースに出没中。

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