スティントとは、主に耐久レース等でピットインによる走行の区切りのことを指す。
例えば、ピット回数2回のレースは3スティント構成となり、スタートから1回目のピットインまでを第1スティント、その後のピットアウトから2回目のピットインまでを第2スティント、2回目のピットアウトからフィニッシュまでを第3スティントなどと呼ぶ。
レンタルカートの耐久レースでは、ピット回数(=ドライバー交代の回数)が規定されているとともに、1スティントの長さを制限しているものもある。気軽に参加出来るイベントでは、難しい規定は一切設けていないカジュアルなイベントももちろんある。
例えば、安全面を考慮して1スティント最長40分であったり、速いドライバーだけが走って遅いドライバーを走らせないようなことを防ぐ目的で1スティント最短5分であったり、その規定はレースによって様々である。
レンタルカート耐久では、ピットで交換するのはドライバーだけであり、長時間レースで給油することもあるが、ガソリンの重量は数kgであってラップタイムへの影響は少ないため、スティント中にラップタイムが大きく変わるようなことはない。それよりも、スティント毎にドライバーが変わることで、スティント毎のラップタイムは大きな違いが生じる。