ゴーカート用語解説

サイド・バイ・サイド

サリサリカリー杯でのサイドバイサイド

サイド・バイ・サイドとは、レース中に車両同士がほぼ真横に並んだ状態で並走することを指す。

 

オーバーテイク(追い越し)が行われる際には必ず発生するシチュエーションであるが、サイド・バイ・サイドの際に、相手の車両の方に不用意に寄ると、幅寄せとみなされてペナルティを受けることがある。

 

サイド・バイ・サイドになった際、次のコーナーに対して自車がイン側かアウト側かによって、次のアクションが変わってくる。

 

イン側にいる場合は、いつもよりやや早めのブレーキングを行ってもコーナーには自車が先に入れるため、しっかり減速してインを小さく回る。コーナー出口で膨らんでしまうと、アウト側から抜こうとしている相手に接触したり、クロスラインでイン側から抜かれたりするケースが多い。アウト側にいる場合は、立ち上がり重視でクロスラインを狙うのが王道となる。

 

サイド・バイ・サイドの更に隣にもう1台並走することを『スリー・ワイド』と呼び、更にもう1台並べば『フォー・ワイド』と呼ばれる。滅多に見ることはないが、迫力のあるシーンとなる。

 

ドライバーとしては、2台隣の車両は死角に入って見えないため、細心の注意を払って自車の走行ラインはもちろんだが、スポーツマンシップにのっとり、相手の走行ラインもしっかりと維持することが必要となる。

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Go!KART!編集部

Go!KART!編集部ではゴーカートにまつわる情報を配信します! こんな情報を発信して欲しい!等のリクエストも受付けますのでご要望がある方はお問い合わせよりご連絡ください!

-ゴーカート用語解説

© 2023 Go!KART! ゴーカート Powered by AFFINGER5