ゴーカート用語解説

レインタイヤ・ウェットタイヤ

表面に排水用の溝がついた、雨天時に使用する競技用のタイヤのことを『レインタイヤ』『ウェットタイヤ』と呼ぶ。

 

レインタイヤ(ウェットタイヤ)は、スリックタイヤと比べて種類が豊富で、浅溝のインターミディエイトタイヤや、深溝のフルウェットタイヤ等が存在する。排水用の溝のパターンも様々あり、パターンはタイヤメーカーによって独自開発されている。単純に性能を比較することは難しい。

 

カートにおいても、レインタイヤ(ウェットタイヤ)は幾つも種類があるが、ドライ路面でもウェット路面でも両方走行可能なオールウェザータイヤと呼ばれるものもある。

 

レインタイヤ(ウェットタイヤ)はスリックタイヤよりも路面との接地面積が少なく、ゴム質が同じであればグリップ力は低くなる。そのため、ゴム質をスリックタイヤよりも柔らかくし、グリップ力を上げるケースが多いが、そうするとドライ路面で走行した時に摩耗が著しく進む。

 

また、タイヤ表面に溝があることで、接地面が消しゴムのようにグニャグニャと動くことから、ステアリングの応答性は悪化する傾向にある。

 

レンタルカートの車両では、雨天でもレインタイヤ(ウェットタイヤ)は用いずに、スリックタイヤのまま走行するケースが大半である。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Go!KART!編集部

Go!KART!編集部ではゴーカートにまつわる情報を配信します! こんな情報を発信して欲しい!等のリクエストも受付けますのでご要望がある方はお問い合わせよりご連絡ください!

-ゴーカート用語解説

© 2023 Go!KART! ゴーカート Powered by AFFINGER5