ゴーカート用語解説

テール・トゥー・ノーズ

テール・トゥー・ノーズとは、レース中に2台の車両が前後で接触ギリギリまで接近することを言い、『バンパー・トゥー・バンパー』と言うこともある。複数台でテール・トゥー・ノーズが発生している状況を『トレイン』と呼ぶこともある。

 

主にオーバーテイク前後に発生するシチュエーションであるが、なかなかオーバーテイクできずにテール・トゥー・ノーズが長時間続くこともある。

 

テール・トゥー・ノーズが長時間続くと、エンジン等の冷却が十分に行われず問題が起きるケースもあり、半車身横にずらして走ることも必要となるが、レンタルカートのレースではそこまで冷却が問題になるケースは少ない。

 

高い速度でテール・トゥー・ノーズとなると、後続車両にはスリップストリームの効果が強く発生する。そのため、後続車両はオーバーテイクをしやすい状況となるが、前走車両をプッシングしないように細心の注意を払う必要もある。

 

テール・トゥー・ノーズからオーバーテイクを成功させるためには、ストレートエンドで車線を変更し、ブレーキングを遅らせてサイド・バイ・サイドに持ち込むのが王道となる。

 

この際、中途半端な車線変更やブレーキングを行うと、前走車両のリアタイヤに乗り上げて宙を舞うような大事故にもつながりかねないため、注意が必要である。

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