鈴鹿クラブマンレースRound1
皆さんお久しぶりです
レーシングドライバーの伊藤慎之典です
去年はEXGEL NEXT CUPの活動をここにアップしていました
今年は活動の場をレーシングカートからスーパーFJと呼ばれる4輪(フォーミュラ)に変えてプロを目指して頑張っていきます。
見た目はこんな感じです。
カートから4輪にステップアップする道は何パターンかありますがメインはこのスーパーFJだと思います。
カートとフォーミュラのレースの違いはヒート数の違いです。
カートはタイムトライアル、予選、決勝の3ヒート
フォーミュラは予選、決勝の2ヒートです
フォーミュラの予選はカートでいうタイムトライアルと同様で一発のタイムを狙います。
今回は2月28日に今年初レースである鈴鹿クラブマンレースRound1に参戦してきました。
結果は22台中予選12位、決勝12位でした。
詳しくはここから書いていこうと思います。
今回レースウィーク以外にできた練習は2日間だけでした。
初日は鈴鹿フルコース自体走るのが初めての状態でした。
その日は初めて乗る車両に慣れ、コースに慣れながら少しずつ攻略していきました。
新品タイヤも投入してアタックしてみましたが、まだまだコースのことを知らなくてタイムを出せませんでした。
2日目は本番2週間前でした。
そこでは新品タイヤは投入せずにコースを攻略することだけを考えて走りました。
タイヤのせいか車のセッティングのせいかリアが滑ることが前回より多くなってしまいました。
そのコントロールが難しかったですが、チームの方にヒントをもらいチャレンジしてみました。
少しは良くなり改善されました。
あとはレースウィークです
金曜日から走行が始まります。
しかし天気は雨、土日は晴れ予報なので中には走らずに様子を見ているドライバーも多くいました。
僕は走行経験がまだ少なかったこともありレインで走行しました。
鈴鹿初レインということもあってトップタイムからかなり離されてしまいましたがしっかりと経験を得ることができました。
土曜日は2本しか走行がありませんでした
時間帯は予選と決勝に合わせてあります
そこで1本目に新品タイヤを投入して予選想定を行いました。
タイムは自己ベストを更新できました。
2本目は決勝想定ですが開始から1周でタイヤを温め、そこから10周のタイムを気にして練習しましたがタイヤが温まりきっていない時のタイムがいまいち伸ばしきれませんでした。
後半はそこそこのタイムを安定して出すことができました。
いよいよレースの日です。
予選は20分間です
スタートと同時にほぼ全車がピットアウトしていきます。
タイヤの特性上走って走ってタイヤを温めラスト5分くらいでベストが出るので最後の位置取りが重要となります。
とにかくはじめの5周はタイヤを温め近くにいたドライバーの後ろにつきました。
その後タイムを上げていき最終ラップは前車と100m弱の距離を開けて1コーナーに進入しました。
しかし前車が2コーナーでミスをしたため結局スリップは使えず、さらには2コーナーで少し影響がありベストラップ更新とはいきませんでした。
結果12位で終わってしまいました。
決勝は10周のレースです。
鈴鹿のメインストレートはかなり下っているのでスタートはブレーキを踏んでなければなりません。
いつものスタートの操作に1つ操作が加わるだけでかなり難しく感じました。
結果スタートは大失敗してしまいました。
スタートの練習がまだまだ足りませんでした。
ポジションを1つ落としてしまいましたが展開にも恵まれ2周目には前に追いつきました。
3周目のメインストレートでは4ワイドの一番外側に行きました
ですがしっかり横に並んでいたわけではなくラインをつぶされてしまったので1歩引きました。
そこから何とか抜こうとしかけていきました。
仕掛けがうまくいった時とうまくいかなかった時の違いを自己分析して今後に生かしていきたいと思います。
抜いた後にミスをしてまた抜き返されるというのを数回繰り返してしまいました。
そのあたりにまだまだ改善できるところがあるので次のレースは抜いた後抜き返されないように準備していきます。
最後は前後との間隔が離れてしまってそのまま12位でチェッカーを受けました。
今回のレースでたくさんの課題が見えてきました。
急に全部を改善するのは難しいかもしてませんが可能な限り改善して次に挑みたいと思います。
次回はもてぎチャンピオンカップレースの開幕戦ですが練習する時間は少ないのでできることを最大限やって表彰台に立てるように頑張っていきます。
これからも応援よろしくお願いします。