レッドブルF1チームのドライバー、マックスフェルスタッペンとピエールガスリーの雪上カート動画を見ましたか?
まずはこちらの動画をみてください。
むっちゃ興奮しますよね!日本でも雪上カートはできないか?ということで探してみました。
日本で唯一雪上カートの常設サーキット「新千歳モーターランド」
北海道の札幌近郊の新千歳空港のすぐそばにある「新千歳モーターランド」さんで雪上カートが体験できます。
直線距離は近いものの、交通手段が車しかありません。事前に送迎プランを申し込むのは一つの手です。タクシーでいくのはありですが、帰りのタクシーを呼んで待つのが嫌なので、レンタカー借りる距離でもありませんがレンタカーでお邪魔しました。
朝の便で新千歳へ向かい11時ごろに到着しました!
見てください!一面の銀世界!!これは何十周も何百周も走るぞ~とわくわくしますね。
コチラの赤いゲートが「レンタルカート」の受付です。こちらのサーキットはジムカーナー、モトクロスなどもやっているとのことです。さて意気揚々!乗り込んでいきます!
衝撃の事実が発覚
実は店長より衝撃のお言葉をいただきました。
今日は「休業」予定でした
実は先日より北海道は気温が上がっていました。そのために雪がべちゃべちゃ。このまま走ると路面が壊れるので、休業を考えていたとのことです。
札幌まできて
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走れない?
ところが、プロのGTドライバーさんが遊びにくるので、特別に営業するから、走っていいよとのお言葉をいただきました!
俺ら!持ってるゾ!
いざ走行へ
カートは普通のレンタルカートです。シャーシはもっともポピュラーなビレルN35に、エンジンはMZ200です。
普通のレンタルカートと一番の違いはこちらのタイヤです。レインタイヤよりも溝が深いタイヤ。そこにスパイクが取り付けられています。
いざ出発へー!!!!
べちゃべちゃ路面は重たい!ドライバーの重さが決定的なハンデに
カートは、ドライバーの腕、カートのコンディション、ドライバーの重量で速さが決まります。通常の雪上カートは完全に凍結した路面なのでドライバーの重量が重いほうが有利とのこと。ところが外から見る雰囲気と異なり、路面はべちゃべちゃなミゾレ状です。でミゾレの中をかき分けて走るような感じで、凍結路面より10秒以上遅いコンディションです。この状況ではドライバーの重量がかなり影響するとのことです。
体重の差だという言い訳ばかりしていると上達しないので、腕の差だと思いましょう!
なんじゃこれはー?!
除雪するかのように雪の中をかきわけ走るので、もうカートが雪だらけ。
身体が大きくなくてシートと身体に隙間ができる人は、シートに雪が積もりどんどんカートが重くなります。プロのドライバーさんたちは、手で雪を投げ捨てながら走っていましたが、マリオカートみたいですよね(笑)
ベストラップ - どうやって走ったらいいのかな?
結局ベストは最後の一発で出た「51秒」でした。コツを言えるほど走りこんではいませんが気をつけていたこと。
- とにかくハンドルをまっすぐに。フロントの抵抗で失速する。
- 最終コーナーが失速しやすい。ここを大きく速度を乗せていく。
- 真ん中の折り返しコーナーは早めに向きをかえる。向きが変わるまでアクセルを我慢。ふくらまないようにする。
おまけ - 路面のメンテおつかれさまでした
2台のカートが12周走るだけでコースのいたるところが、べちゃべちゃになり、一部は路面が露出してしまう状況でした。
走行のたびにスタッフの方がコース整備をしていただいたことで楽しく走ることができました。ありがとうございました。
来年再挑戦&夏のダートカートが楽しみ
来年は2月頭に訪問して、カチコチに凍結した路面で、雪上カートに再チャレンジしたいですね。また夏には「ダートカート」も体験できるかも?と店長からおうかがいしました。まずは今年の夏に再訪問でしょうか?!