全日本カート選手権参戦日記(第4戦) 後編
25日(日)
前日の練習をそこそこいい感じに終えいよいよむかえた日曜日!
雨予報があり前日のように冠水してしまうのかな?という状況でサーキット入りしましたが雨は降っていませんでした。
遠くには黒い雲が見えているのでいつ雨が降ってきてもいいいような準備はしておきます。
まずは公式練習から!
前日の2セッション目に入れたタイヤで走りました。
タイムはそこそこいい感じ!
トップから少し遅れているけど5番手タイムくらいでした。
なかには新品タイヤでアタックしていたドライバーもいたので十分な結果だと思いました。
そしてセッティングは変えずそのままタイムトライアルへ!!
このままの勢いでポールポジションを狙っていきましたが結果はなんと15番手...
新品タイヤに変えたことでカートが全体的にグリップしすぎている状態になっていました。
「グリップ力が高すぎてタイムが落ちる」
レーシングカートに乗ったことがない人や詳しく知らない人からすると頭の中に?マークがいっぱい浮かんでいるかと思います。
ここがレーシングカートの難しいところでもあります。
グリップ力が高すぎるとコーナーの立ち上がり等でエンジンのパワーがうまく前に伝わらない現象が起こります。
コーナーの立ち上がりがうまくいかないことでストレート区間のスピードがのらず全体的に遅くなってしまいます。
今回こうなってしまったのは中古のタイヤでちょうどいいセッティングにしてしまっていたことが原因だと解釈しています。
そのため次の予選ヒートに向けてそれが改善するようセッティング変更を行いました。
その結果予選ヒートはカートのグリップ感がちょうどいい感じになりました。
しかし予選ヒートの中盤から後半にかけてキャブセットがあっておらずラップタイムを落としてしまいました。
それは2周くらいで修正できたので大きなロスにはならなかったのはよかったと思います。
結果13位で終えました。
正直もっと順位を上げたかったのですがスタート直後にバトルをしてしまったため前との間隔が開いてしまい追い上げるのが厳しい状況になってしまいました。
続いて決勝ヒートです。
チーム代表に気合入れられてるの図(笑)
気合いは十分ななか決勝が始まります
スタートでジャンプアップを狙いましたが結果的には無難なスタートになってしまいました。
そしてまたもやバトルが始まってしまうかとも思いましたがあまり激しくならず前を追っていく展開になりました。
中盤まではいいペースで詰め寄っていきましたがあるところから失速してしまいました。
そして結果は10位でチェッカーを受けました。
詳しい原因はまだはっきりとわかっているわけではないのですが考えられることがふたつあります。
・キャブセットが完璧な状態ではなくたれてしまった
・決勝中に路面状況が変化してフロントのグリップ力が高すぎる状態になっていた
このどちらか、もしくは両方がおこっていたのではないかと思います。
決勝中にフレームのセッティングを変えることは無理なので二つ目は事前に対策していくしかないのですが、キャブセットに関しては走行中も微調整が可能なためもっと良い結果を残せたのではないかと思います。
走行中に微調整を試みましたが時すでに遅しといった感じで何をしても変わりませんでした。
今回の反省としては
・常に新品タイヤでベストなセッティングを探す
・走行中にエンジンがたれないようにこまめに微調整する
ということが挙げられます。
これらの反省点を次戦にいかして次こそは優勝を目指していきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。