Go! KART! の、海外専門の担当者です。文章が苦手、ドライビングはへたくそですが、冒険心(無謀ともいう)にあふれています。
前回の続きになります。あるあるですが、訪問した一件目のサーキットはなんと営業時間前・・・。営業時間までまっていたら他のサーキットを回れないので他のサーキットへ旅立ちました。
楽しみにしていた4輪併設のアウトドアサーキットへ (2/5)
ユタ・モータースポーツ・キャンパスは、昨年までは「ミラーモータースポーツパーク」と呼ばれていたようです。こちらの記事「米ユタ州のミラー・モータースポーツ・パークが今年の10月31日をもって閉鎖に」によると、昨年末でいったん閉鎖になっていたんですね!? 復活したのでしょうか、よかったです。
さきほどの北部から、ソロトレイク湖のわきの高速道路を走り、南部へと向かいます。どーんと広い砂漠の中の中を走り続けると、2時半ごろに、サーキットに到着しました。
やはり、4輪サーキット併設だけあって、とても広い!さらに、4輪サーキットもよく見ると、西コース2マイル・外部コース3マイル・東コース2マイルとやけに広い!日本のように山の中ではなく、砂漠の中ですので開放感が半端ないです。
ところが!またもや問題が発生。
門が閉まってる!!!
入れない。オープンは3時から・・・。
さっきのサーキットで開店を1時間待って、走行してから、移動したら、ちょうどよかったようでした。
こちらのサーキットは、先ほどと違い、絶対に走りってみたかったので、駐車場に車をとめて、お昼寝をしながら、開店を待つことにしました。
1時間ほどお昼寝をすると3時を過ぎになり、ゲートがオープンしました。
車を移動させて、サーキット内のカートトラックへ向かいます。綺麗な建物ですね。
受付には、サーキットのグッズや軽食の販売などがされています。
いつものごとく、受付の前にある、iPadで、レジストレーションを行い、受付で走行回数を伝えて、お会計をします。
最低でも3セッション走りたいところですが、アバラを痛めているため、今回は1セッション(10分)のコースを申し込みました。
受付に二名、コース内スタッフが数名、メカが数名と、ざっと数える限りスタッフが10人近くもいます。ところが、お客さんは誰もいません(笑)
今回は、マイヘルメットを持ってきていなかったので、レンタルヘルメットを借りました。アメリカのサーキットではよくあることなのですが、ネックブレースが装着必須です。日本で慣れていると意外なのですが、グローブを装着するサーキットはほとんどありません。
乗りたいという気持ちに負けてしまいましたが、ちょうど二週間前に痛めて、まだまだあばらが痛かったのです。なんとか、アメリカンなサイズのどでかいバケットと、広いサーキットに助けられて、縁石にのらないようにしたために、なんとかこなせました。
砂漠の中のサーキット、強い日光の影響で、路面もグラベルもどこもかしこもが、真っ白です。
まったく、サーキットの形を把握しないまま走り始めたのですが、一周目は、上記の一コーナーで、うっかり飛び出してしまいました!見た感じ前回でいけそうなのですが、さらにこのあとに、まわりこむコーナーが待っていました(汗
市内へ戻り「K1 Speedway」と「FASTKART Indoor Speedway」へ (3/5)
アウトドア走行を満喫して、次は市内へ戻り、インドアサーキット「K1 Speedway」と「FASTKART Indoor Speedway」へ向かいます。
BからCのサーキットは、直線距離では、15マイル程度と、高速があれば約15分で移動できる距離なのですが、間に山がありまして、ナビは山を迂回したルートを提案してきます。
酷道好きとしては、せっかくですから、山道を走りたいと思いまして、ナビを無視して、山道をショートカットしていくことにしました。
ひょえええーー、ダートな山道です。
車のエンジンが悲鳴をあげながら、踏んでもほとんど加速しない状態、冷や汗が・・・。
さらなる地獄が待ち受けていました。峠をこえた先の下り道は、舗装されているのですが、がけ側にはガードレールもなにもなく・・・車幅は普通に一車線。
途中のすれ違いでは、ひやひやでした。
高所恐怖症なので、車に乗りながらでも、冷や汗!発狂しそうになります。
恐る恐る徐行しながら降りていきます。
なんとか無事に、「K1 SPEED(https://www.k1speed.com/)」に到着しました。
こちらは、全米に35店舗もある、インドアのサーキットになります。
サーキット内は、照明がしっかりと設置されて、とっても明るい感じです。
中は、こんな感じで、本当にきれい!
家族で来ても、ゲームをしたり、ゆっくり飲み物をのんでくつろいだりなどできます。
誕生日会などができるミーティングルームがあります!
こちらは、インドアのサーキットによくありまして、誕生会だけではなく、コーポレートイベントなどにも使われているようです。
K1 SPEEDは、すべてインドアサーキットで、カートは電動カートです
電動なので充電に時間がかかるせいか、このように100台近いカートが準備されています。日本ではこんな数のカートはなかなか見ないですよね?記者は、初めて見たときには、びっくりしました。
ハンドルが、F1みたいで、ちょっとかっこいいですね!スイッチでリバースすることができます。
電動カートの走行性能ですが、このような感じで、結構速いですよね!ラジコンみたいなシャーって音を立てて走行します。
また、電動カートは、スタッフにより、リモートでスピード管理をしています。インラップや、チェッカー後、イエローフラグになると、強制的に徐行させられてしまいます。最初は、壊れた?!と、びっくりするかもしれません。
電動カートってどうなの?
ちなみに、みなさんは、電動カートに乗ったことありますか?
モーターなだけあって、トルクがフラットにでますので、車速が遅くてもアクセルを踏むとリニアに加速していきますので、コーナーで失敗して失速ぎみになっても速度回復が容易だったりします。さらに狭いので、遅い車を抜くのが、至難の業だったりします。
また電池が重心より後ろに積んであるからでしょうか、加速時にアンダーが超でます。特に、コーナーの途中からハンドルが残ったままアクセルを踏むと、車全体ががたがた揺れて、ぜんぜん加速しません。
ちなみに、シートベルトがあるせいか、浅いバケットシートで、アバラの両サイドにシートがありません。そのために、アバラにはいっさいダメージがなくご機嫌に乗れました。
今回は、アンダーな車の攻略方法を、へたくそな記者なりに考えました。奥までいって、きっちりブレーキをつかい車の向きをしっかり変えて、ハンドルを戻してから、加速していった方向で攻めます。個人的には、このタイプのカートは苦手なのですが、攻略方法がよかったのか、あばらに負担かけないように丁寧に乗ったのがよかったのか、1セッションしか乗れなかったのに、今週のベスト9に入りました!