ドリフトドリフトってば、ドリフターズなのか…と頭がグルグルしている、世代じゃないけど昭和な女おかえりこと岡村英莉です。
前回のGo!KART!スクールは苦戦しっぱなしで終わり、「ゴーカートでドリフトってなんなのさ」と不完全燃焼で帰路についた私なのですが、速くなるためには努力を惜しみません。
そう、根っからのドMな私です。きっとコーチも気づいている頃でしょう。
では、今回のスクールも張り切ってまいりましょう!!
楽しく全開で走ってみよう!
この日は曇りとはいえ、前日の雨でタイヤバリアにちょっとでも当たると水がコースに出て走りにくくなります。
コーチは早くもやる気です「とりあえず、前回のことは忘れて思いっきり楽しんで来てください」って。
私はドッキドキ走行なのですが…。
何を隠そうスタート時にサーキットのスタッフさんから「路面乾いてても意外と滑るから気を付けてね」と釘を刺されたからなのです。
小心者の私は真に受けたのもあり、はっきり言ってビビッていました。
慎重に走ると車速は落ちるのがセオリーですが、ここで私の悪い癖が…集中力が途切れるのです。
そこで集中力だけは死守しようと、マンネリ脱出のだめドリフト走行を試しながらどうにか集中力を途切れさせないようにと頑張ります。
ただ、どうも前日の雨だけのせいでタイムが伸びないのではないような気がします。
なぜだろう、なぜだろう…。
ライン取りの意識とブレーキは短めに!

走行したシティカートのレイアウト図。
1回目の走行を終えて、コーチからは1コーナーのライン取りと、8コーナーから9コーナーへのブレーキ処理の甘さを指摘されました。
1コーナーは立ち上がりのラインがかなり小回りになっているようなのでアウトインミドルで立ち上がって来るように。
8~9コーナーへはブレーキを短くし、9コーナーに入るときにはブレーキを終わらせアクセルを踏めるようにしておきましょうということでした。
8~10コーナーの複合コーナー攻略!
コーチからのアドバイスをもとに、極端なドリフトは避けて8~9、そして10コーナーへと繋がる複合コーナーの攻略が始まりました。
8、9コーナーのライン取りを考えながら、8コーナーからのブレーキを真っ直ぐではなく少しハンドルの舵角調整も加えながら走行してみました。
色々と走行に変化を加えながらであったので、ここで何度かタイヤバリアへぶつかるアクシデントにより、路面は水浸しに。
良くも悪くも、悪戦苦闘のコーナーへと変化してしまいました。
最初は避けて走行するもそれでは何も解決しないと「えいっ!」と水たまりに突っ込む私。
待ち受けていたのはゴーカートスプラッシュ!!全身で水浴び体験とはこのことです。
それでもその恩恵からか、8~10コーナーの複合コーナーは自動的にドリフトするコーナーへとなりました。
ただし、コントロールが自らドリフトをやった場合と比べてしまうと思うようにラインが取れなかったりと苦戦していました。
その後もゴーカートスプラッシュを体験しながら、ドリフトコントロールを体験することが出来ました。
結果、帰ってくるころにはずぶ濡れです。
ドリフト量のコントロールが大事!
複合コーナーの水たまり出現により、否応なしにドリフトせざる得ないコーナーとなってしまったが結果的にとてもいい練習になったと思われます。
今後の課題はドリフト量を調整しつつ走ることが肝になってくるので、きちんとコーナーごとに見極めながら走ってみてくださいとのことでした。
だんだんまとまりつつある、ゴーカートでのドリフトです。
さて前回、ゴーカートになぜドリフトが必要なのかというお話がまだでしたね。
要はドリフト強弱を攻略出来ればゴーカートを自由自在に操れてスピードアップ、つまりはタイムアップに繋がるということなんです。

写真は私ではないですが、ドリフトでコーナーに進入してます。
「なんだ…そんなことか」と思ったそこのあなた、ちょっと待ってください。
通常ドリフトをするということは車体がスライドしますので、タイムアップには繋がらないのが世の常です。
要は、強弱が大事でありスライドの量を自由にコントロール出来ることが重要ってことなんですね。
「ブレーキのロック&リリース」このバランスが大事だということが雨上がりの水たまりのおかげでちょっとずつ理解し始めた私なのです。
そうこうしているうちに3本目の走行へと続くわけですが、長くなったので今回はこの辺で。次回もお楽しみに!