こんにちは、岡ちゃんです!
Go!Kart!編集長がコーチとなりゴーカートのドライビングレッスンをしてくれるGo!Kart!スクール。
前回のレポートでは、3本の走行うちの1本目の走行を終えたところで、2本目の課題を1コーナーの進入でブレーキを残すこととなりました。今回のレポートではその2本目の走行からレポートしていきますね!
1コーナーの進入でブレーキを残す練習
「ブレーキを残す」とは強くブレーキを踏んですぐにリリース(離して)せずに、タイヤロックしないよう少しずつブレーキの踏み込みを弱めつつもブレーキは踏んでいる状態で減速しながらコーナーに入っていくことです。

この1コーナーを攻略するぞ!

イン側に付いてコーナーリング
「ブレーキが弱すぎる」、コーチよりまさかの強制ストップ!
2本目の走行では、1コーナーをインインインでなめるようにコーナーリングする、それを全ラップやる意識で走っていきました。1本目で強すぎるブレーキングからロックしまくっていたので、ロックをせずきれいにコーナーリングできるようにブレーキの強さを調節し、だんだん踏む強さを上げていきました。
すると走行の序盤にコーチがコース上に立ち、僕のマシンを止めます。
頭には「なぜ??」のハテナマークが一瞬浮かびました。
「ロックしないようなブレーキをするという意識はいいけれど、さすがにブレーキが弱すぎる!」とコーチに言われてしまいました。
そこでもっとブレーキを強く!という意識をしていったら、1コーナーのみならず6、8、12コーナーというブレーキを使うコーナー全てで「ぐっ!」とブレーキを踏んだらロックしてしまいました。

シティカートのコース図
ここでもマシン操作の大ざっぱな僕の悪いクセが出てしまうという。弱めようとすると弱すぎてしまうし、強めると強すぎてしまうんですよね~。
ブレーキ「踏んでる感」を求めない
なぜブレーキを強くするとロックするほど踏んでしまうのか?という僕の中の心理面を考えた結果、「ブレーキ踏んでるぞっ!」っていう感覚を求めるとかならずロックしてリアが出てしまうのに気づきました。

ブレーキングを体で感じようとしてしまうのが僕のクセ
ブレーキは強くしたい、でもロックはしたくない。曲がるために必要な踏力でブレーキを踏み減速できればロックもせずきれいにコーナーを曲がれるのだと、自分の中の指標ができました。
自分の中の「ものさし」を持つ
「引き出しを増やす」とよくいいますが、これは自分の中の「ものさし」を持ち、その「目盛」をたくさん細かくしていくことだと思います。僕の感覚は他の人には当てはまらないかもしれませんが、練習する中でやってみて、「ある基準」からプラスやマイナスの結果を得てそこから調節できる対応力こそ身につけたいことなのです。
ここまでインインインのラインで走行してきたので、3本目は通常ライン(アウトインアウト)で走りつつクリッピングポイントを外さない丁寧なライン取りを目指します。
課題としては、コントロール精度の向上、ブレーキの踏み具合、ハンドルの切り具合、を細かく調節し大きすぎた「ものさしの目盛」を小さくできるようにします。

3本目はラインを外さないように、ブレーキングを強すぎず弱すぎず丁寧にします。
「今までよりブレーキが丁寧になっていて、クルマもリフトもしていた。それはきちんとブレーキが引っ張れているからで、いい方向になっている。」コーチが見ていた感想です。
僕の走った感想としては、あまりいい印象はなく覚えてることもなぜか少なかったです。手応えがあるからいい走りとも限りませんが・・・
もっとブレーキを強く!と意識しあまりに強くしすぎて、僕の感覚で少しブレーキを強くしただけでもロックしてリアが出てしまっていました。いろんな操作が大ざっぱな僕はハンドルをスパッと切っている自覚はあり、切りすぎた分戻してもいるので、それが無駄な動きになりロスしている部分なのです。
丁寧なコントロールで安定した走りを目指す
今日の走行はこれで終了。今後の課題としては、常に同じ動きになるよう安定した走りを目指し、ものさしの目盛を細かくできるよう丁寧にコントロールしていきたいですね。
ゴーカートのマシンはその車により同じ操作をしても違う動きになることが多く気候や路面によっても変わるので、ブレーキの踏み方の強さを覚えるとかではなく自分の基準を持ちその目盛を少しずつずらしてブレーキ・ハンドル・アクセル操作を適度にしてどのマシンでも同じ動きになるようにできる引き出しを持ちたいです。
それでは次回のスクールレポートもお楽しみに~!