こんにちは。Go!KART!レポーターの岡ちゃんです!
今回も、シティカートで開催されたGo!KART!スクール(編集長がコーチをするゴーカートのドライビングスクール)に参加した際のレポートをお送りします!
ゴーカート歴15年以上で基本の走りは分かっているつもりでしたが、前回のレポートで発覚した通り、コーナーでリアタイヤを滑らせすぎてタイムロスをしているという、自分では気付いていなかった課題が明らかに。

コーチが後ろから走りをチェック!
コーチからのアドバイスは?
2本目の走行では、とにかくリアタイヤを滑らせないような走り方をするために「コーナー出口で恐る恐るアクセルオンをしていた」と感想を言った僕に対してコーチは、
ゴーカート程度のエンジンパワーならアクセルオンでリアが滑ることはない!(パワードリフトはしない)
と断言。つまり、「恐る恐るアクセルオン」する必要がなかったのです。もちろん、クリッピングポイントよりかなり手前からアクセル全開にしたままでコーナーを曲がって行けば、オーバースピードが原因でリアが滑ってしまうことはありますが、エンジンパワーによるパワースライドをするような事は無い!ということです。
ゴーカートにおいてコーナーリングの基本操作は、
ブレーキ→ステアリング(ハンドルを切る)→アクセル
の順番で、重要度もこの順番であるとのこと。
アクセルで調節するのは最後の最後の手段。まずはブレーキ、ハンドルを切る量や切っている時間でリアタイヤのスライド量をコントロールすることが大事なのです。
アクセルオフのタイミングが大事
また、2コーナー出口でリアタイヤを滑らせすぎているという課題もあったのですが、それについても、なぜ滑り、アウトへ膨らんでいくのか?というアドバイスがありました。

2コーナー出口でずるずる外側へ。。
今までの僕は、アクセルを踏み続けるほうが速い、と思い込みオーバースピードで2コーナーへ進入していました。その結果、クリッピングポイントを過ぎてアウトへ膨れてしまい、そこでアクセルオフをしていたため、余計に滑ってしまっていたようです。
クリッピングポイント付近ではハンドルをかなり切り込んでいる状態なので、そこでアクセルオフをすることは、リアタイヤを滑らせてしまうキッカケを与えていることになっていたのです。
コーチからのアドバイスは、
滑りやすいコンディションなら、コーナーの手前でアクセルをワンオフする。クリッピングポイント付近でのアクセルオフは禁物。
アドバイスを踏まえ、3本目の走行へ。前半はマシンを滑らせないように意識して走行し、コーチからのGo!サインが出たら、その後はタイムを出すために、思いのまま自由に走らせるという流れで走行することになりました。

2コーナーを滑らせることなくクリア!
3本目のベストタイムは?
今回ラストの走行である3本目。ベストタイムは出たけど惜しくも33秒台には入れず。
前半のリアタイヤを滑らせないように意識した走行でのベストタイムは、34.084。何も意識せず思いっきりアタックした後半のベストタイムは、34.067。
後半の方がやや速かったものの、前半、後半の差は0.017秒とほぼ同等のタイム。
つまり頑張ってタイムを出すべく自由に走ったつもりの後半も、それほどタイムにつながらなかったということ。がむしゃらにアタックするよりも、少し落ち着いてリアを滑らせないように意識することもタイムを出すには重要な要素なんだと言う事が分かりました。
まだまだ課題あり!
ただ、3本目の後半にコーチよりGo!と指示が出た、すぐあとの1コーナーでいきなりスライドしたり、ブレーキを強く踏んでマシンが滑るかどうかの限界点がその都度安定しなかったりと、まだまだ未熟な点もたくさん。
僕のクセとして強いブレーキからハンドルを切りすぎてリアが滑っていたこともコーチは見抜いていました。
滑らせないためのブレーキのコントロール、ブレーキをした時のハンドルの切り方が次の課題となります。次回も新たな課題に向き合っていく様子をレポートしていきたいと思います♪