こんにちは、岡ちゃんです!
Go!Kart!編集長がコーチとなりゴーカートのドライビングレッスンをしてくれるGo!Kart!スクール。
いよいよ今回はレッスン最終回。今まで4回のレッスンで学んだことを生かしつつ今日の課題に取り組んでいきますよ!
前回のレポートでは初コースである湘南シーサイドGP大磯の1本目の走行の様子をお伝えし、ライン取りや複合コーナーのコツをコーチにアドバイスしてもらいました。
今回のレポートでは課題をクリアすべく走行2本目以降のレッスンの様子を伝えていきますね!

コース全景(右が1コーナー、左が8コーナー)
一つ先のコーナーを意識したステアリング
2本目の走行で意識した課題は2つ。
・コースを広く使い3コーナーをアウトインアウトでコーナーリング速度を上げる
・6~7コーナーを複合コーナーとして捉えて安定して走る

3コーナーも課題の1つ。
1本目で3コーナー進入をアウト側を使い切れずにいたので、ちゃんとアウトインアウトのコース取りをしたら減速しすぎなくてもよいことがわかりました!コーチにもライン取りやコーナーの車速も良かった、と言ってもらいました。
もう1つの課題、6~7コーナーは6コーナーをクリップに付かずコーナーとして意識せずに7コーナーへ向けてマシンの向きを早めに変え、その先で滑らせることなく加速する体制にもっていくことは理解できました。
でもわかってはいてもまだまだ滑らせてしまっていて上手くいかないものです。

次のコーナーのためにあえてクリップを外す。
コーチから見て6~7コーナーでハンドルの切り方を何回も分けているとのこと。ここは複合コーナーなので1つのコーナーとして、1回で向きを変えたいコーナーである。Gを常にかけてマシンの向きが変わるのを1回にし「7コーナーをスライドさせずに早く立ち上がること」の目的のためのコーナーリングがしたいのです。
また1〜2コーナーも全開でいく高速コーナーで1本目ではやや不安定な動きになっていたのですが、ホームストレートで中央やや外側を走ると1〜2コーナーのステアリング量が少なくて済むことにも気付きました。

Gに耐えながら2コーナーをクリア。
耐久レースの優勝者からのアドバイス
3本目の走行の前に、この日に行われていた耐久レースの優勝者JUNJUNさんがアドバイスをしてくれました。
「ゴーカートはケツで曲げていく、コーナーで滑ってもケツのセンサーで感じて対応する」
「絶対に滑らせない!って気持ちでいかないと怖くてアクセル踏んでコーナーにいけない」
高速コーナーが多いこのサーキットでアクセル全開でコーナーリングするときのテクニックや心構えとして3本目の走行に生かしたいアドバイスでした。

コーチと私(奥)、岡ちゃんのレッスン風景。
ゴーカートは体の姿勢も大事
3回目の走行で、6コーナーで外側に体重をかけるように体をシートに押し付けた瞬間に、マシンが曲がる方向へ反応するのが感じられました。そのままほんの少しステアリングを切るだけで滑ることなく自然と車は曲がっていきました。その時にきちんとハンドルを押して、自分の姿勢も体幹を真っ直ぐに保つようにしてコーナーリングすることでマシンは安定するのだと体感できました。

スムーズに7コーナーをクリアし最終コーナーへ。
同じように1~2コーナーも体の荷重をきっかけに向きを変えることで自然と曲がるので、2コーナーの手前では目線を3コーナー進入まで先を見ていると2コーナー出口でマシンが不安定にならず徐々にステアリングを戻していくように走ることができました。
「2個いち」のコーナーは奥のコーナーのクリッピングポイントを取れるようにアプローチすることが原則。そのために手前のコーナーを「捨てコーナー」として敢えてクリップに付かないコース取りも場合によっては必要となるのです。

5コーナーから既に7コーナへのアプローチは始まる。
Go!Kart!スクールは終わっても、上達への道は終わらない
1~2コーナーのように、アクセル全開、ブレーキの必要もないコーナーではやれることが荷重移動とハンドル操作のみ。シンプルながら丁寧な操作やタイミングが大切になります。
またコースのどこを通るかによって滑るかどうかを気付けるように常に探っていくことも必要でその都度工夫した走りが求められるのです。ここは大磯ロングビーチの駐車場に作られたサーキットなので路面状態をつかむのも重要。
ゴーカートはアクセル、ブレーキ、ハンドルで操作できるシンプルなレーシングマシン。体を使って体重移動をしたりハンドルを押して切ったりするように全身を使っているので速く走るには基礎体力も求められます。

これからもゴーカート上達したい!
これからも練習やレースをすることでゴーカートを上達することの楽しさ、自分の走りが常にできるように頑張っていこうと思います!ここまでレポートを見てくださってありがとうございました!