ゴーカート暦10年の小嶋です。
ゴーカートは月に3~4回くらいのペースで乗ってますので、そこそこ走れるようになり、それなりにタイムも出せるようになってきたのですが…
自分ではどうもコーナリング時の操作がチグハグになっている気がしていて、特にブレーキングの踏力(踏む強さ)とタイミング、ステアリング(ハンドル)の操作が自分が思っているように出来ていないのではないか?という迷いがありました。
そんな迷いの解決策が見えない中、5月15日に東京都足立区のCityKartで、カートスクールの「Go!KART!スクール」が開催されると聞いて早速参加してきました。
この機会に色々自分の走りの課題を解決してもらって早く走れるようになるべく、自分の悩みや迷いをぶつけてみたいと思います。
走行は1本5分の走行を3本走っていく中で、アドバスをもらいながらトライアンドエラーをしていく感じなので、1本1本に目的を持ち有意義に走っていきたいと思います。
1本目を走り終えて、、、課題はライン?
まず1本目の走行は、特に見てもらいたい部分で、自分の課題だと思っていた「強く短くブレーキングする」という点を意識して走ってみました。
自分で意識してやったことが客観的にどう映ったのか?自分の感覚と実際出来ていることの”ズレ”を確認したかったという感じです。
特に苦手意識のある右コーナでのブレーキングを意識してみました。(このCitykartのコースは右まわりでタイトな右コーナーが多いので、右コーナーに苦手意識がある僕にとっては本当に苦しいコースなのです…)
1本目を走り終えて出したタイムは34.633秒…
これ…個人的には本当なら絶対公表したくないタイムなのですが…レポートなので泣く泣く公開します。
なんか普段とは勝手が違い、緊張なのかブレーキングに意識が行き過ぎてか、コーナーのクリップに付くことが出来ずに、立ち上がりのアクセルオンが遅れてしまう感じが…。これ、ブレーキどうのっていう話じゃないかも?
と、思いながらコーチのアドバイスを受けに行きました…。
コーナーでマシンの向きが変わるのが遅い!
「まずクルマの向きが変わるのが遅い」と指摘されました。
「特に1コーナー侵入時の旋回ラインが鋭角になっているので、ステアリング操作をもっと早めに行い、ターンインを早くしてクリップに対し緩やかな旋回ラインを心掛けてはどうか?」と。
自分では「へー!」って感じでした。確かにこれまで、このコースの1コーナーの侵入は奥まで行ってすぐにクルマの向きを変えて鋭角に曲がりクリップを奥に取る!ということを意識していたからです。
また、「6コーナー(右ヘアピンコーナー)でオーバースピード(速度が速すぎる)で曲がってしまっているため、コーナーの出口で後ろのタイヤが滑ってしまっているので、コーナーの進入手前で、しっかり減速しアクセルオンで立ち上がれるように」というアドバイスも追加されました!
これも思い当たる節があり、確かにキッカケのブレーキだけで曲がっていたような気がします。プロの目はさすがですね!
次の2本目は、指摘された1コーナーのライン取り!ステアリング操作を気持ち早めにターンインして、ラインの弧を緩やかにすることと、6コーナーのブレーキングをいつもより強めに!を意識して走ります。他のコーナーは改善点の差が分かりづらくなるので、極力今までと同じ走りを心掛けます。
早めにハンドルを切ると、クリップも手前に。
いただいたアドバイスを実践すべく2本目走りましたが、今までの走り方を急に変えるのはやはり難しく、1コーナーの侵入で早めにステアリング操作を行ったのですが、これによりクリップが手前になってしまい、立ち上がりでリアが滑ってしまうようになってしまいました。
ただ、早めにステアリング操作を行うタイミングはなんとなくこんな感じかな?というのは見えた気がします。
6コーナーもやはりリアが流れてしまい、アクセルオンが遅れ次の7コーナーがきつくなってしまう…
なかなか思うようにはいかないな〜っと感じている間に2本目の走行も終了に。
自分のクセを直すのは簡単じゃない。
今までの走りを変えるのは、5分だけの走行ではすぐに変えられませんが、客観的に見てもらいながら走るといつも以上にしっかり意識をしながら走る事が出来ました。
今日は長くなってしまったのでこの辺で。