初心者レポ

ゴーカートの動きに慣れてきた!でも慣れから来る新たな課題に苦戦(後編)

こんにちは。レーシングスーツも黒、ヘルメットも黒で統一しているカート女子、クロネコです!

 

前回に引き続き、シティカートで開催されたGo!KART!スクールのレポートをお送りします!

 

前回のレポートでもお伝えしたように、1本目の走行は今までの課題のおさらいで頭がいっぱいいっぱいでしたが、走ってみると新たな課題が!カートって本当に奥が深いと感じた2本目と3本目の走行!新たに学んだ事をお伝えしていきます。

 

タイヤの抵抗

2本目の走行を終えて、コーチから新たな指摘がありました。

 

シティカートの2016年のレイアウト図

シティカートの全体レイアウト。

 

「11コーナーから12コーナーに向かう立ち上がりの走行ラインがタイトになりすぎているよ!」

 

たしかに12コーナーまでのスピードが遅い気がしていました。それもこれも、どうやら「タイヤの抵抗」に問題があるらしいのです。

 

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カートはとにかくまっすぐ走りたい生き物!とのこと。

 

コーチ曰く、ゴーカートが一番速く走りやすいのは、真っ直ぐ進む状態なので、出来る限りハンドルは切らないで走ることが大事だそうです。

 

これは、真っ直ぐ走っている状態が一番タイヤの抵抗が少ないので、ハンドルを切っていると抵抗が増えてしまい、加速が悪くなってしまうからなのです。

 

ということは、余計にハンドルを切っていたり、コーナーの出口でハンドルを戻すタイミングが遅いと、立ち上がりが遅くなり、うまく加速できず、次のコーナーまでのスピードが遅くなってしまいます。

 

走ってるときには気付いていませんでしたが、11コーナーは余計にハンドルを切ってしまっているため、結果11コーナーの立ち上がりが小回りに出て来ていて、コースの真ん中あたりを走っていました。写真をみると一目瞭然!

 

シティカートの11コーナーから12コーナー

本人はこんなに真ん中にいるとは思ってないんです…

 

11コーナーを立ち上がって次の12コーナー入り口のあたりでは、コースの真ん中を走っていますよね。

 

こうなると次の12コーナーの右ヘアピンカーブは、より小回りをして走行することになってしまうので、窮屈なコーナーになってしまいます。窮屈なコーナーになると、よりハンドルを切る→タイヤの抵抗が増える→加速しない→遅くなる、ということになるのです。

 

障害物を置いて理想のラインに近づける!

この日最後の3本目の走行で問題の12コーナーに向かう途中、突如大きなタイヤが!

 

コース場にわざと置かれたタイヤ

 

そばにコーチがいたのですぐ意図的なものを感じたのですが、やはりコーチが置いたものでした。理想の走行ラインを走るクセをつけるために、コーチからのサプライズプレゼントでした。

 

今までの私が走行していたラインだと、確実にこのタイヤが邪魔になってしまうのですが、本来の理想のラインを通っていれば、タイヤを無理によける必要もなく、12コーナーの目標位置までスムーズに走ることが出来るのです。

 

次のコーナーの事を考えて走行する

タイヤの障害物による矯正特訓の一番の成果を感じたことは、タイヤを設置した11コーナーの次の12コーナーが気持ちよく曲がることが出来たということです。

 

その結果を踏まえると、目の前のコーナーをこうやって曲がりたい!という気持ちよりも、次のコーナーを意識して、全体を通してスムーズに走るにはどのラインをどのように通るべきなのか?を考える事が重要なんだと気付きました。

 

一つクリアすると次の課題。今回も新しい発見があり少し成長出来ましたが、まだまだ、山あり谷ありのスクールになりそうです!また次回も新しい発見をレポートしていきたいと思いますので、お楽しみに♪

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クロネコ

もともとモータースポーツに興味があったこともあり、去年の夏に誘われて念願のカートデビュー! 遊び半分で始めたカートも、今はいろんな人の走りをみたり、自己練習に励んでいます。今の目標はレースデビューです!

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