ハーバーサーキット サーキット攻略

ハーバーサーキットの攻略法!〜最終コーナーからオールージュ〜(1)

こんにちは!ハーバーサーキットです。ハーバーサーキットと言えばインドアサーキット!

 

普段、アウトドアのサーキットを走行している方の中には苦手意識を持っている方も多いかもしれません。しかし、基本的な走り方はアウトドアのサーキットと変わりはありません。

 

ハーバーサーキットの特徴

ハーバーサーキットのレイアウト図

ハーバーサーキットのレイアウト図

アスファルト路面と比べインドアの特殊路面はグリップ力がやや弱いのでコーナリングの際リアタイヤが滑りやすいのもインドアの特徴です。もちろん滑らせてしまうとタイムロスとなりますので「滑らせないこと」をプラス意識して走行してみましょう!

 

ハーバーサーキットでは立体交差や特殊な路面の為、アウトドアと比べると比較的体重差が出にくいのも特徴です。体重が軽い方は直線や登り坂のスピードは速いですがコーナリングの不安定さやステアリング操作には充分なテクニックが必要となります。

 

ハーバーサーキットを走行したことのある方ならほとんどの方が目にしたことのある「ハーバーサーキットコース攻略法・初級編」サーキット内の至る所に設置されています。

 

ハーバーサーキットコース攻略法・初級編

ハーバーサーキットコース攻略法・初級編

この初級編を熟知した方のために攻略法上級編をご紹介します!

 

今回コース攻略法上級編としてテクニックを教えて頂いたのはハーバーサーキットで毎月開催しているタイムアタックイベント

「JAPANKART BEST TIME RANKING」で7月、8月と2連勝を達成したKAZUYA SAIGAさん。実際にハーバーサーキットを走行しているとっても速いドライバーの1人です。

 

第1回目は最終コーナー(アントニーノーズ)から1コーナー、そしてオールージュ(立体交差登り坂)までの走り方を紹介します。

 

ハーバーサーキットの最終コーナーからオールージュまで

今回、解説するのはこのセクション!

 

ハーバーサーキットの最終コーナーからオールージュまで

 

オールージュを気持ちよく走るには最終コーナーから意識!

この区間でのタイムへの影響は登り坂(オールージュ)を気持ちよくアクセル全開で登れるか登れないかだと思います。

 

登り坂(オールージュ)を気持ちよく登るためには1コーナーを綺麗に曲がる事が重要課題となりますが最終コーナーの段階から1コーナー進入に備えておくこともとても大事です。

 

最終コーナーでミスをすると焦りからの突っ込みすぎで1コーナーでリアを滑らせ失速したまま登り坂を登ってしまうという経験をしたことがある方は少なくないはずです。

 

最終コーナーを失敗すると登り坂も気持ちよく登れない

というくらい大事なポイントでもありますが、比較的攻略しやすいポイントではあるので確実なテクニックとして身に着けたいところです。

 

最終コーナーの攻略法

ハーバーサーキットの最終コーナーの進入のポイント

最終コーナーはトンネル出口から始まります。

 

トンネル内の路面はコンクリート、最終コーナーはコンパネ材となっており、コンクリートとコンパネ材のつなぎ目がひとつのポイントとなります。

ハーバーサーキットの最終コーナーのコンクリとコンパネの境目

このつなぎ目にカートが乗ると、かすかに「ガタン」という「つなぎめ」を感じます。このつなぎめをフロントタイヤで感じた瞬間がステアリングをきるタイミングです。

image9

一気に最終コーナーのクリップを目指してハンドルをきります。その際、路面状況に応じてアクセルオフをすることがあります。

ハーバーサーキットの最終コーナーの進入

最終コーナーはバンクがついているので路面コンディションが良いとアクセル全開でコーナリングすることが出来ますが路面コンディションが悪く滑りやすく感じたときはステアリングを切るタイミングで一瞬アクセルオフをしておいた方が確実です。

 

クリップを通過するときは出来る限りタイヤバリアギリギリのラインを攻めます。ぶつかってしまうとタイムロスになります。

ハーバーサーキットの最終コーナーのクリッピングポイント

また絶対にリアをすべらさないようにステアリングの角度とアクセル操作で丁寧なコーナリングを意識して走ります。

ハーバーサーキットの最終コーナーからの立ち上がりライン

クリップを過ぎたら6番グリッド左側のバリアにぶつからないギリギリのラインを通ります。ここでぶつかってしまうとラインが乱れたりタイムロスが大きいです。

ハーバーサーキットの最終コーナーからの立ち上がりは6番グリッドを目指す

ハーバーサーキットの最終コーナーからの立ち上がりはギリギリを攻める

ここまでが最終コーナーの走り方です。では続いて、1コーナーを見て行きましょう。

 

1コーナーの攻略法

最終コーナーから1コーナーを目指します。6番グリッドの真上を走行するラインを通り、出来るだけアウト側をキープして走ります。

ハーバーサーキットの最終コーナーから1コーナーへ

ハーバーサーキットの1コーナーの手前

コントロールライン(チェッカーライン)を過ぎてすぐに軽いチョンブレーキでそのままクリップめがけてステアリングをきります。

ハーバーサーキットの1コーナーの進入

もし最終コーナーでのミスで1コーナーブレーキポイントまでのスピードが落ちすぎてしまった場合はブレーキの代わりにアクセルオフでいけばロスが減ります。

ハーバーサーキットの1コーナーの進入

ハーバーサーキットの1コーナーの進入

ハーバーサーキットの1コーナーの進入

ハーバーサーキットの1コーナーのクリッピングポイント付近

1コーナークリップもタイヤバリアにぶつからないぎりぎりのラインを通ります。クリップから出口にかけては絶対にリアをすべらさないようにアウトいっぱい使うラインを通ります。ここでリアを滑らせてしまうと登り坂の加速が足らずにタイムロスにつながります。

ハーバーサーキットの1コーナーの立ち上がりライン

クリップを過ぎたら赤いバリアを目指してアウト側を通りアクセル全開で一気に気持ちよくオールージュに向かいます。

ハーバーサーキットの1コーナーからオールージュへ向かう

 

オールージュ(登り坂)攻略法

1コーナーアウト側からオールージュアウト側へハンドルをきります。

ハーバーサーキットのオールージュのライン取り

オールージュを登るときはあまりアウト側へ行きすぎないように注意します。チェッカー模様のマス目右から2個目と3個目の間を目安に走行。

ハーバーサーキットのオールージュのアウト側の目印

ハーバーサーキットのオールージュのライン取り

オールージュを気持ちよく登れれば成功!

 

オールージュは、コーナーという分けではないので、アウトに膨らみすぎないことを注意して、あとは気持ちよく走れているかのチェックポイントになります。気持ちよく登れていれば、最終コーナーからのアプローチが成功ということですね。

 

次回は、ハーバーブリッジ以降の走り方を解説して行きますのでお楽しみに!

 

ハーバーサーキットの攻略法

〜最終コーナーからオールージュ〜(1)

 

〜ハーバーブリッヂからローズヘアピン〜(2)

 

〜ロングビーチヘアピンからハーバートンネル〜(3)

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