こんにちは!サーキットスタジアム634(以下634)です!634は埼玉県入間市にあるゴーカートの室内サーキットです。
今回は634の2コーナーから3コーナーの走り方を徹底解説していきたいと思います。
前回の1コーナーの記事にも書きましたが、634は体重・身長・気温によってラインが変わります。あくまでもこのラインは“基本ライン”ですので、この解説を元に自分の求めるラインを探し出して下さい!
2コーナーと3コーナーのレイアウト
これが634の2コーナーから3コーナーです。
青〇はハンドル入力のタイミング
赤〇はクリップポイント
写真だとこんな感じです!!

右のビックリマークは曲げ始めの目印です!
2コーナーと3コーナーは連続コーナーです。また3コーナー出口から上り坂になります。これから説明するライン取りをしてスムーズに立ち上がれるようになりましょう。
2コーナーについて
はじめに、以下の2点が重要ですので意識して走行して下さい。
①オーバースピードは禁物。そして早めのハンドル入力を。
②2コーナー立ち上がり=3コーナーの進入に繋がる事。
①オーバースピードは禁物。そして早めのハンドル入力!
2コーナーは634のコーナーの中でも比較的に緩やかなコーナーです。
また出口も広いのでオーバースピードでも曲がれてしまいますが、クリップにも付けず立ち上がりの姿勢も崩れます。まずは“ブレーキ”や“アクセルOFF”をしっかり行ってクリップに付く練習をしましょう!
それでは写真と合わせて説明していきます。
レコードラインを通るには“スローイン”をして曲げ始める。曲げ始めの目安は「ビックリマーク」ですよ!
クリップを少し奥に置くイメージで曲げて・・・
クリップを付きます。
クリップに付いた時の別アングルはコチラ。
ここで注意して欲しいのが、オーバースピードだとクリップに付けてもドリフト状態になり大幅な“タイムロス”になります。挙動が乱れないように慎重に進入しましょう。
②2コーナー立ち上がり=3コーナーの進入に繋がる!
これは3コーナー攻略にも繋がる重要項目になります。
1つのコーナーであれば“アウト・イン・アウト”で良いのですが、連続コーナーの場合は少し違います。次のコーナーに進入しやすいライン取りをするため、立ち上がりがアウトになり過ぎない事を意識して下さい。
早速写真で確認してみましょう。
2コーナーの立ち上がりです。青の矢印は失敗例です。赤の矢印を目指します。
赤の矢印を目指すと3コーナーを“アウト・イン・アウト”で曲がれるようになります!
①と②の連動が上手く出来るようになればタイムも確実に上がりますよ!!
難しい場合はいつもの半分位のスピードで練習してみて下さい!
3コーナーについて
続いて3コーナーになります。
3コーナー立ち上がりから上り坂に入りますので、以下の2点が重要です。
①“アウト・イン・アウト”と“スローイン・ファストアウト”を徹底する。
②高回転で立ち上がる為にコンパクトになり過ぎないように注意。
まず説明する上で失敗例を見て頂きます。
このライン取りは2コーナーをオーバースピードで進入してクリップを取れず、3コーナーをアウトから進入出来ない失敗の典型例です。
こうなるとアクセルを踏める時間も減り、ハンドルを入力している時間も増えるので“大きく減速して”いきます。場合によってはスピンもしてしまいます。もちろん上り坂もスピードに乗らないので悪循環ですね。
そうならない為には上記の①と②の項目が重要になります。
それでは写真と合わせて説明していきます。
①の“アウト・イン・アウト”と“スローイン・ファストアウト”を徹底して一気にスピードを乗せていきます。またハンドルはクイックに入力してダラダラ曲げ続けないで下さい。
タイヤバリアがクリップの目安となります。
青のラインは小回り過ぎて上り坂で失速してしまいます。赤いラインを参考に、②の項目「コンパクトになり過ぎない」を意識して下さい。大回り過ぎてもダメですからね!
なんとなくお分かり頂けましたか?2コーナーと3コーナーはバランスが凄く大切です。今回説明したラインをイメージして攻略して下さい!!
次回は5コーナー
次回は5コーナー攻略の記事をUP予定です。是非ご期待を。