こんにちは。Go!KART!編集部のクボタです。
東京都にあるゴーカートのサーキット、シティカートの攻略法!の第3弾ということで、今回は4コーナーから7コーナーの攻略法を見て行きましょう。
青い走行ラインが書かれている部分が4コーナーから7コーナー。
これらのコーナーは連続したコーナーとなっているので、4コーナーをミスしてしまえば、7コーナーまで影響が出てしまうので、常に次のコーナーのことも考えながら走る必要がある複合コーナーになります。
ゴーカートでの複合コーナーの走り方の基礎についてはこちら。「ゴーカートの基礎テクニックvol.2〜複合コーナー〜」
アクセルワンオフで進入する高速コーナー
まずは4コーナーから見て行きましょう。

4コーナーの進入。

4コーナー進入の左側からの見た写真。
一番手前のコーナーが4コーナー。続く左カーブか5コーナーになります。
写真で見るときついヘアピンカーブのようにも見えますが、走ってみると速い速度で曲がれる高速コーナーであることに気付きます。
4コーナーの進入は、赤い丸印があるあたりでハンドルを切り始め、アクセルをワンオフ(一瞬だけアクセルオフ)して進入していきます。(※調子の良いゴーカートだとアクセル全開で行ける場合もある)
よくありがちなミスは、アクセル全開で進入してしまって、ハンドルを切ってから速度が高いことに気付き、4コーナーのクリッピングポイント付近でアクセルをオフにすること。これは絶対にやってはいけません。
クリッピングポイント付近でゴーカートが不安定になってしまうことと、アクセルオンが遅くなる分、6コーナーの進入までの速度が遅くなりタイムロスしてしまいます。
4コーナーでもう一点重要なことは、インにしっかりついて、5コーナーに直線的に向かうことです。
4コーナーのイン側にあるタイヤバリアには、ぶつからない程度にスレスレまで近づくようにしっかりインにつきましょう!
アクセル全開で5コーナーは通過!
4コーナーのライン取りをしっかりと走行すれば、5コーナーはアクセル全開でもなんの問題もなく通過出来ます。
ただ、4コーナーのクリッピングポイントにしっかりインをつかずに走ると、4〜5コーナーを直線的に走ることが出来ず、5コーナーでもアクセルオフをしないと曲がれない状況になってしまいます。
5コーナーを速く走るためには、4コーナーからのラインが大事になってくる!ということですね。

左のタイヤバリアがまとまっているところが5コーナー。
5コーナーを通過したら、6コーナーをスムーズに曲がるためのライン取りを意識します。
5コーナーを自然に通過していくと、赤い矢印のラインを走ってしまいがちです。ただ、そうなると6コーナーが小回りになりきついカーブになってしまうので、それを避けるために、5コーナーの立ち上がりは青い矢印の方向に、少し左にハンドルを切りながら立ち上がっていきます。
ただし、左にハンドルを切ると言っても、大きく切りすぎると抵抗になってスピードも落ちてしまうので、出来る限り最小限のハンドルの切り込み量で済むように丁寧なハンドリングを心がけましょう。
6コーナー進入でのドリフトは命取り
続く、6コーナー、ここのコーナーはシティカートのコーナーの中で最も苦手という意識を持っている人も多いコーナー。
ヘアピンカーブではあるものの、1コーナーと比べると車速が低いコーナーなので、コーナー進入でリアタイヤを滑らせてゴーカートの向きを変えて走ろうとすると大きく失速してしまい、立ち上がり速度がかなり遅くなってしまいます。
6コーナーの進入はアウト側の白線より外に出てしまうと、かなり滑りやすくなっているので、外に行き過ぎないこと。
ヘアピンカーブでよくある強く短いブレーキングでゴーカートの向きを変える走りではなく、ロックしない程度にブレーキを踏みながらハンドルを切り込んで行き、リアをスライドさせないように意識して走りましょう。(少しだけ滑る程度ならOK)
6コーナーのブレーキングポイントの目印は、薄い線が交差しているあたり。まずはここを目標にしてみて、自分の技量に合わせて前後調整してみましょう。
コーナーに進入したら、イン側にあるタイヤバリアをスレスレを目指していきます。ここのタイヤバリアは多くの人がぶつかって、走行中に場所がずれることもよくあるので要注意。
6コーナーから7コーナーはゴーカートの行きたいラインを走らせる!
6コーナーからの立ち上がりは、7コーナーに対して直線的に走ろうとはしないことが大事です。
直線的に走るには、ハンドルを切り込む量が増えてしまい車速が落ちてしまいます。
なので、6コーナーの立ち上がりは自然にアウトに立ち上がって行き、7コーナーの進入はその流れでインに向かって行きます。
大事なのは自然なライン取り、ゴーカートが行きたい方向に走らせてあげることなので、6コーナーの立ち上がりも無理にアウト側に目一杯ふくらむ必要もありません。
次回は8コーナー〜10コーナーを徹底分析!
今日は4コーナーから7コーナーを見て行きました。いかがでしたか?是非、シティカートに行ってみてトライしてみてください。
次回は、8コーナーから10コーナーを徹底分析していきます!ここもタイムアップには欠かせないポイントなので、楽しみにしていてください!