こんにちは。Go!KART!編集部のクボタです。
東京都にあるゴーカートのサーキット、シティカートの攻略法!の第2弾ということで、今回は2コーナーから3コーナーを徹底分析していきます!
2コーナーはゆるく大きな左ヘアピンカーブ。

ブレーキを踏むほどでもない大きさの左ヘアピンカーブ
2コーナーはブレーキは踏まずにアクセルコントロールで曲がれるコーナーになります。
コーナースピードもある程度高めのコーナーなので、ハンドルを雑に扱ってしまうと、後ろのタイヤがすべってドリフトになってしまいます。出来る限り、滑らせないように丁寧に、そしてスピードを落とさずに走るのがポイントになります。
ゴーカートでは、横滑りしながら走るのは基本的にはタイムロスするものだと考えて良いです。
次に続く3コーナーは右コーナーですが、3コーナーはイン側からコーナーに進入していっても通過出来るコーナーなので、2コーナーの立ち上がりはスピードが乗るようなライン取りでアウトにふくらんで行って問題ありません。
・2コーナーは立ち上がりで滑らないようにすることがポイント
加速しやすいライン取りが重要なのですが、2コーナーの立ち上がりで早めに外にふくらんでしまい後ろのタイヤが滑ってしまうというのがよく見受けられます。
加速しやすいライン取りで走っていても、滑っていたら加速はしないので意味がなくなってしまいます。

早めに外にふくらむのはNG。
早めに外にふくらんでしまわないようにするためのポイントはアクセルオフの場所です。
コーナー進入を全開で入っていって、クリッピングポイントあたりでアクセルオフをすると手遅れで後ろタイヤが滑りだして外にふくらんでしまいます。アクセルオフをするのは、コーナーに進入する時がベスト。
それを意識した上で、2コーナーの立ち上がりは、3コーナーのイン側を目指したライン取りで立ち上がって行きましょう。

2コーナーの立ち上がりから3コーナーに向けて。
ギリギリアクセル全開で曲がれる3コーナー

3コーナーの進入。
3コーナーは非常にシンプルなコーナーです。約90度の右カーブになります。
タイヤもあたたまっている状態であればアクセル全開で曲がって行けますが、ギリギリ曲がれるくらいの角度のコーナーなので最初は様子をみながら、アクセルでスピード調整をしながらまがって行きましょう。(※ゴーカートはタイヤが冷えていると滑りやすい。また走行しているうちに摩擦でタイヤは温まります)

3コーナーのクリッピングポイント手前からの写真。
タイヤもあたたまってきてから、段々とアクセルを踏む量を増やして行ってアクセル全開で曲がれるライン取りを探っていきます。
3コーナーはイン・イン・アウト!
2コーナーのところでも説明しましたが、3コーナーはイン・イン・アウトで曲がります。
ゴーカートのセオリー通りに走ろうとするとアウト・イン・アウトで走りたくなりますが、そうするためには2コーナーの立ち上がりがスピードにのるラインを走れなくなります。
2コーナーだけ、3コーナーだけが速くても意味はなく、全体を通しての速さを求める必要があります。そう考えたときの3コーナーのベストラインは、インインアウトになる!ということです。
次回は4コーナーから7コーナーを徹底分析!
今回は2コーナーと3コーナーの走りを見て行きました。
2コーナーと3コーナーは強いブレーキを踏むようなコーナーではないので、軽視しがちですが、4コーナーまでのスピードに影響するコーナーなので、タイムアップのためにも軽視しては行けないコーナーになります。
少しでも高い車速で滑らせないで走れるように色々とトライしてみてください!

ここからが次回徹底分析する4コーナー。