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GoProで撮影した走行動画の編集 - 動画とロガーのデータを合成しよう 【Dashware編】

もっとうまく走るために、GoProで撮影した走行動画に、ロガーのデータを合成してみませんか?

今回は、動画にロガーのデータを合成して表示する「Dashware」のインストールから使いかたの紹介です。

合成ソフト「Dashware」をダウンロードしてインストールする

GoProで撮影した走行動画を、GPS付きのAlfano等のロガーで計測した走行データと合成するためのソフトウェア「Dashware」をダウンロードしてください。

DashwareはGoPro社が開発したソフトウェアで、以前は有料で販売されていましたが、現在は無料で配信されています。

http://www.dashware.net/dashware-download/

利用規約が表示されていますので、まず黄色の丸で囲ったチェックボックスにすべてチェックを入れてください。

すべてチェックをいれて利用規約に同意すると、青丸で囲ったダウンロードボタンが押せるようになります。ダウンロードボタンを押してダウンロードを開始してください。


次にダウンロードした「DashWare_1.9.1.exe」(1.9.1はバージョン番号になりますので異なる可能性があります)ファイルを起動してください。

インストーラーが起動します。最初の画面は、利用規約の同意です。「I Agree」を押してください。

 

次は、インストール先の指定になります。特に何も変更せずに「Next」を押してください。

次にショートカットをWindowsメニューに作成するか聞かれます。デフォルトは「作成する」なので、そのまま「Next」を押してください。

インストールははじまります。数分お待ちください。

完了すると次の画面が表示されます。

Windowsメニューから、「Dashware」を選択してください。下記のような画面が開けばインストールは成功しています。

Alfanoのデータを入手する

今回の記事は最新のAlfano 6を使っている前提です。Alfano 6を使っている方は、走行終了後に、走行データをBluetoothでiPadに転送しているはずです。

まずは次のようにエクスポートしたいデータをiPadアプリで選択します。

次に、選択した走行データの「CSV」ボタンを押してください。形式を選択するメニューが開きます。

「Export as a file compatible with DASHWARE」を選択してください。

この次に出力先の選択画面がでます。パソコンでアクセスするために、Google Driveなどを指定してエクスポートしてください。

動画とロガーデータの合成開始

動画を読み込む

まずはプロジェクトを作成しましょう。

起動したらメニューバーの「File」から「Quick Project Creator」を選択します。

プロジェクト作成ウィザード画面が開きます。インポートする動画を選択するために、上の「Choose your video File」の「Browse...」を押してください。

 

インポートする動画の選択画面が開きますので、インポートしたい動画を読み込んでください。

ウインドウ左上に、読み込んだ動画が表示されたら、動画のインポート成功です。

ロガーのデータを読み込む

次に、黄色く丸をつけた、画面右の真ん中「Input Settings」の2番目の「Data File(s):」の右「+」ボタンを押してください。

ロガーデータを選択する画面「Add Data File」が開きます。

「Browse」ボタンを押して、「Select Data File」画面を開いてください。先ほど、AlfanoからDashware形式で出力した「CSV形式ファイル」を選択します。

データファイルを選択したら次に「Choose a data profile」を押すと、データプロファイル(データの形式)を選択することができますので、「Alfano」を選択ください。

「Alfano6-2」は排気音センサー温度の読み込みなどに対応したGo! KART! 編集部が作成した特別なプロファイルです。この記事の最後で配布していますのでご自由にお使いください。

 

データファイルの読み込みが完了すると、次のように動画の上にロガーデータから、走行軌跡、G、速度が表示されます。

動画とロガーのデータを同期させる

いろいろな設定画面が表示されている画面右半分の上部の「Synchronization」タブを選択すると次のように表示されます。

動画の録画開始位置と、ロガーの記録開始位置は、ずれていますので、この画面で調整します。

わかりやすいように、①の「ロガーの現在位置を先に1つ進める」ボタンを押して、赤いマルをコントロールラインまで移動させてください。

次に、②の「動画の現在位置を先に1つ進める」ボタンを押して、動画の現在位置をロガーと同じ周回のコントロールラインまで移動させてください。

そのあとに、③の「Syn with Video」ボタンを押すと、動画とロガーが同期されます。

 

合成した動画の出力

上部の「File」を押して、「Create Video」を押してください。

「Create Video」画面にはいろいろな項目がありますが、「Destination Video Info」の「File Name」の右にある「Browse」ボタンを押して、保存する場所とファイル名を自分で選んでください。

その後に「Create Video」を押せば終了です。

 

おまけ

Go! KART! 編集部が配信しているYouTubeチャンネルでは、次のようにオリジナルの排気音メーター、ブレーキ・アクセルメータ、DIFFメーターを作成しています。

これらの各種メーターがてんこもりの特製テンプレートはこちら(GoKART-02)からから

またデフォルトのデータプロファイルAlfanoでは、Alfano6の排気音データがうまく読み込めない不具合を修正したデータプロファイルはこちら(Alfano6-2)から

 

 

 

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