どうも!編集部のやまぴーです♩
Go!KART!サイトでも掲載してからかなりの反響があった現役スーパーGTドライバー、平手晃平選手が主催する「平チェカカップ2016」にお邪魔してきました!
開催サーキットは今年の9月にお引越しをした「オートパラダイス御殿場」です。
今回編集長とクロネコちゃんがレースに参加、私は写真係でした。
どうでもいいのですが編集部の取材衣装ができました。
この衣装を見かけたらみなさん、よろしくお願いします。
雨の中の受付、ブリーフィング。
当日は朝からあいにくのお天気。強くはないのですが、しっかりと雨が降っておりました。ウェット状態です。
今回のイベントのエントリーは
・チーム参加(4人1組)
・個人参加
の2種類エントリー形式があります。
個人参加の方は運営の方でチーム編成を行い、チーム分けをされます。
レースは
・個人スプリント(7ラップ)
・チーム耐久レース60分2本
ーの2種類。
個人スプリントレースで乗るマシンは、時間短縮とマシンの当たり外れの予防から朝の受付時に自分が乗車するカートの番号を決めます。
受付後、ブリーフィング
今回出場チーム31チーム、参加者だけでも120人以上います。
参加対象が初心者も含まれるので、とても丁寧にルールや基本事項の説明を受けます。
他にも、雨と気温も低いのでスピンをした場合のサインの出し方、ドライバーチェンジの場所なども実際にシミュレーションをしながら丁寧に説明。
初心者にこそ楽しんでもらいたい!優しいポイント♩
120人以上いる参加者の中でも1割以上が初心者またはカート初乗車でした
そんな若葉マークドライバーにも楽しんで走行してもらえるように、乗り方やスピンをしないためのちょっとしてドライビングテクニックの初心者講座も開催されました。
初めての方向けに初心者専用カートが登場!シートベルトも着用できるので、より安全です。
特別仕様のカートは初心者しか乗れないので、このカートに後ろからぶつける、意地悪するなどのマナー違反行為があったら主催元よりお説教が入ります。笑
赤いビブスの用意もあり運転にはまだ自信がないよ、慣れてないよ!のアピールができるのでより安心して走行ができます。
このあたりは同じ若葉マークドライバーの私としてもうれしい心配りです。
速さを競い合うだけでなく、前提として「みんな笑顔で楽しもう!」という平手選手のやさしさが垣間見えます。
練習走行からのスプリント本番へ!
ブリーフィングが終了したらすぐに練習走行開始されます。
各チームで作戦会議を開いて、準備ができたひとから随時走行がスタートされます。
この練習走行のタイムで第1ヒートのグリッド順が決まるので、みんな気は抜けません。
練習走行では雨がやみましたが、路面は完全なるウェット状態。走れば水が跳ね上がります。
気温も低いので、あちこちでマシントラブルやスピンが‥!
編集長の車もエンジンストップ。
※(コース外でスタッフの方を呼ぶためにカートから降りてます。初心者の方は安全な場所でも絶対にコース内で立たないでください)
今回感じたのはサインの大切さ!
オートパラダイス御殿場は早い人でも1分以上かかる広いサーキット場。見通しが良いため死角は少ないように思えます。ですが、スピードが出ているカートが横をすり抜けるのは見ていてヒヤヒヤしました。
また31台のカートが走っている状態のため、一歩間違えば大クラッシュも!
今回の参加者の方は大きく手振りをして走行ドライバーに注意喚起をしていたので、大きな事故なく終えられました。
改めて手振りサインの大切さを実感しました。
スプリントは激闘の嵐!
今回主催の平手選手は参加者がより楽しめるように、ということで走行前には写真撮影時間を設けてくださいました。
このちょっとした心配りは参加者にはとても嬉しいもの。
仲間と最後の作戦会議をしたり、緊張をほぐす時間にしたり、みんなで思い出の写真を撮ったり。
私は写真係なので客観的な視点でイベントを見ましたが、とにかくみんな楽しそう!
「やまぴーさんは一日写真撮ってください」と言った編集長を恨みましたよ。笑
そして本戦では、なんと主催の平手選手率いるチームHIRATEと一緒に走れるんです!
ここはイベントの中でも大きなポイント。
現役のプロレーサーでチームを組んだ「チームHIRATE」は
・山下健太選手(右)
・坪井翔選手(中央)
・朝日ターボ選手(左)
・平手晃平選手
ーと、豪華な面々!ファンだけでなく、モータースポーツ好きならば一緒に走れる機会は滅多にないので一度は挑戦したいところです。
31台がグリッドに並ぶとこんな感じ。後方が見えない!
31台で織り成すレースは圧巻の一言。激戦です。
路面はまだウェット状態なので「危ない!」とヒヤリとするシーンがたくさん!
参加者の人たちがみんなマナーと安全を守って走行したので、マシンが大きく破損をする事故はなかったものの、写真を撮影していて「ヒィッ!」と思うシーンがあちこちでありました。
主催の平手選手も走りましたよ!
やっぱりさすがというところは、速いのはもちろん、テクニック!攻める走りではなく周囲の動きを読んでうまく抜いて順位を上げていくのでスピン車両が目の前で出てもぶつかることなく交わしていきます。
あぁ、私もあんな綺麗な走りが将来してみたいです。
路面状態が悪いのでスピンやコースアウトなど、順位も大きく入れ替わったりとドラマがあり、観戦していた人も本当に楽しそうでした。
速くてもそうでなくても楽しめるのがゴーカートの良いところですね♩
レースの合間も楽しいコンテンツが盛りだくさん♩
スプリントレースから耐久レースまでの合間が休憩時間となり、その際にプロレーサーが運転する車への同乗走行とトークショーが開催されました。
飛び入りで平手選手がレクサスの運転で参加するなど、カート以外でも楽しめるコンテンツを随所に用意しているので楽しいお昼でした。
お昼ごはんのカレーを食べるのを忘れて写真を撮りに行きましたよ♩
なんと、チームゴーカートのクロネコ選手が選ばれしものとして同乗走行の体験をしました。
羨ましい!!
最後の大一番!耐久レースは60分2本!
午後はチームでの耐久レース。60分2本勝負。
お昼になる頃から路面はウェットからハーフウェットへ、午後の耐久ではほぼドライになったのでレースも一番の盛り上がりを見せました。
応援にも熱が入る!
耐久レース中、プロとのタンデム走行体験も実施されました。
当日レースに参加しない、観戦に来ている人に気軽にレース体験ができるのでみなさんとても楽しそうでした。
特にちびっこのワクワクした表情が印象的です。
もちろん、大人も体験できますよ。
カート数台による多重クラッシュも最後にありました。最後の試合はみなさんアツくなります。
最後は平チェッカーフラッグ!
当日は一部破損車両や不具合でのメンテナンス車両が出たりとトラブルもありましたが、事故や怪我もなく無事に終了!
みんな公平に。平手晃平プレゼンツの表彰式は他とはちょっと違う!
表彰式では31チームごとに下から順位が発表されます。
それぞれスプリント、耐久でのタイムに応じてポイントが加算されて順位がつけられます。
また、通常のレースでは上位数チームに豪華景品という流れです。
だが、しかし!!
ここは平チェカカップ。イッツエンジョイイベント。
参加したみんなが笑って帰れるようにと、商品はくじ引きで選びます!
なので、実はランクが下の方の方が選べる商品がたくさんあるから豪華景品をゲットできる確率も上がります!
商品内容はかなり豪華で、ヘルメットケースやその他カートにまつわる豪華なグッズが入っておりました。
同じポイントで順位が並んだチームはじゃんけんで順位を決めます。
ここはみなさんレース以上にかなり気合が入ります。
このじゃんけん戦で負けてしまったチームにも実は商品が特別に用意されたりと、どんな順位の人であっても笑顔になれる工夫やサプライズがたくさん!
最後の最後まで楽しませてもらいます!
最後はみんなで記念撮影!
優勝はチームHIRATE!おめでとうございます!!
最後の最後に全員参加のじゃんけん大会で、限定グッズの豪華商品をかけた戦いがあったり、1日かけたお祭りイベントは大盛況のまま幕を下ろしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
平チェカカップは
・プロレーサーと一緒にレースに参加できる
・速くなくても大丈夫!初心者でも活躍できるポイントはたくさんある!
・観戦だけにきた人も楽しめるコンテンツが盛りだくさん
・運転に自信がなくても安全に走行できる工夫がある!
・とにかくみんな1日笑顔だった!
最初に掲げた「ゲートをくぐってから出るまでみんな笑顔!」の公約通り、みんな笑顔溢れて楽しいイベントでした。
この平チェカカップは来年も開催する予定です。
来年は、今回のような大きなイベント以外にも小規模のイベントも含めて複数回開催予定とのことでした!
まだ日程など決まっておりませんが、次回の開催が待ち遠しいです!
主催の平手選手、他チームHIRATE、平チェカカップのスタッフの方、参加者のみなさん、お疲れ様でした!
イベント名 :平チェカカップ2016
開催場所 :オートパラダイス御殿場
参加費 :個人参加の場合:12,500円/ひとり+保険料500円/ひとり
チームエントリーの場合 :50,000円/チーム +保険料500円/ひとり
参加のしやすさ:★★★★★
イベント満足度:★★★★★