11月26日(土)、アマチュアカーターの日本一決定戦であるRed Bull Kart Fightの最後の一戦、Japan Finalが東京お台場にある、BMW GROUP Tokyo Bay内に作られた特設サーキットにて開催されました。
1万人以上の挑戦者から選ばれた25名!
Red Bull Kart Fightは、体重別にAクラス、Bクラス、Cクラスの3クラスに分けられ、タイムアタックやレース形式の予選を全国で開催し、1年をかけて日本一決定戦であるJapan Finalの出場チケット、たったの24枚をかけて、全国の開催協力サーキットにて予選が開催されてきた。
予選は1次予選と2次予選の2回。別日に行われる。
1次予選はタイムアタック形式がほとんど。1ヶ月程の定められた期間中にサーキットに行きタイムアタックをするという形式なので、何度でもチャレンジが出来る。各サーキットでの代表となれるのは、わずか数名なので、1次予選から非常にシビアな戦いだ!
そして2次予選は、全国4会場に分かれて行われた。1次予選にて勝ち抜いたドライバーが2次予選会場に集まり、レース形式にて最終的なファイナリストを決める。
そして、最終的に決まったファイナリストはたったの24名。
そこに、昨年、2015年の覇者である、金沢太景選手を加えて25名で日本一決定戦が行われる。
この日限りのスペシャルサーキット!
会場は東京お台場にあるBMW GROUP Tokyo Bay。こちらはBMWとMINIのショールームと試乗やトレーニングに使用できるドライビングエリアが併設されている。
今回はこのドライビングエリアを利用して、この日のためだけに1日限りのサーキットが作られた。
ファイナリストは日本全国から集まっているため、既存のサーキットで行うと、地元が有利という声があがるが、これならば誰もそんな言い訳は出来ない!というわけだ。
セミファイナルとファイナルの2本勝負!
今回の特設サーキット、事前練習日も一切なし!本当に本番のみ一発勝負。参加者の中には、前日の金曜日の設営中にどんなサーキットかを見に来ているドライバーもいた。
日本一が決まるまでの流れとしては、まずは練習走行とタイムアタックを実施!
その後、タイムアタックの結果をもとに、25名で10周のレース、セミファイナルを行う。このセミファイナルの結果が決勝レースであるファイナルのスターティンググリッドを決定する。
ファイナルは12周。
レースとしては、10周のセミファイナルと12周のファイナル、たったの22周で日本一を決定するため、1周たりとも気を抜けない熾烈な争いになるのは確実!
セミファイナル、ポールスタートは中村洋司!
セミファイナル、レースが始まるとなるとドライバーも真剣モード。熱いバトルが予想されるので競技長からも安全にフェアに!と注意喚起がされていた。
タイムアタックの結果、ポールポジションを獲得したのは、中村洋司選手。周回数が少ないレースのため、前のグリッドからのスタートは非常に重要!この時点で日本一に一番近い存在だ。
セミファイナルはスタンディングスタートで10周。
セミファイナルスタート!
オープニングラップの動画はこちら。
1コーナーは壁にヒットする車両も見られたが、大きなアクシデントはなく通過!
と思いきや、直後の2コーナー立ち上がりでクラッシュが発生!コースを作っているバリアがバラバラになるアクシデントが発生。
黄旗が振られているもののレースはそのまま進行。各所でバトルが繰り広げられていたが、リタイアする車両は1台もなく無事にレースは終了!
セミファイナル、最初にチェッカーを受けたのは、ポールスタートの中村洋司選手。
続いて、2位チェッカーは3番手スタートの川福健太選手。
3位チェッカーは、6番手スタートから追い上げた久保誠選手。
やはり、どこでもバトルが繰り広げられる展開となったセミファイナル。
どこで抜くとロスが少ないのか、自分の速いポイントはどこなのか?そんな分析も出来ているであろうファイナリスト25名。最後の12周のファイナルはさらに盛り上がるのは確実!
ファイナル(決勝)のレポートに続く。