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イベントレポート

大井松田の「2耐」は頭脳戦!速いだけじゃ勝てないルールが面白い!

更新日:

大井松田レンタルフェスタ2耐

皆さんこんにちは。Go!KART!レポーターの石栗です。

 

10/16(日)は、大井松田カートランド(以下、大井松田)のレンタルフェスタに参戦してきました。

 

レンタルフェスタは毎度ファミ耐60クラスのレポートをお送りしていましたが、今回は縁あって2耐クラスに参戦しているチームから、代役出場のオファーを頂いて参戦してきたので、2耐クラスのレポートをお送りいたします!

 

大井松田レンタルフェスタ侍50's

「侍50's」チームの助っ人ドライバーとしてお邪魔します!

 

2耐クラスのルールはなかなか面白い!

これまでレポートしてきたファミ耐のルールは、決勝レース中、全チームのピット回数が同じで、特に難しいルールはないのですが、最高峰クラスの2耐では、単純ではない色々な面白いルールが組まれています。ですので、まずはそのルールからご説明します。

 

まず、各チームのドライバーの平均体重をベースにした「戦闘力」という数字が計算されます。なんかサイヤ人みたいですね(笑)

 

大井松田レンタルフェスタ2耐戦闘力レベル計算表

戦闘力レベル計算表

 

この戦闘力レベルは、体重と年齢をベースに、前戦までの成績に応じた加減算も行われます。

 

具体的には、

第1位  : マイナス7ポイント

第2位  : マイナス5ポイント

第3位  : マイナス3ポイント

11位以下 : プラス5ポイント

 

となっていて、マイナスポイントは4位以下になるまで累積します。ということは、戦闘力レベル5のチームでも、3戦連続優勝するとマイナス21ポイントとなり、戦闘力レベルは3以下になるということです。1チームの独走を防ぐルールですね。

 

大井松田レンタルフェスタ重量計測

戦闘力レベルのベースとなる重量計測

 

更に、レース中にペナルティ無しでレースを終えると、「ノーペナルティ券」というものが発行され、これを次戦以降使用することができます。1枚につき戦闘力レベルの計算ポイントに5ポイント加算となります。

 

また、「ノーペナルティ券」は、戦闘力レベルとしてだけではなく、シリーズポイントに直接加算するということもできます。(1枚で1シリーズポイント)

 

大井松田レンタルフェスタノーペナルティ券使用

ノーペナルティ券は受付時に提出

 

これらの複雑なルールで計算された戦闘力レベルに応じて、表の通りのハンデストップ回数が決まります。ハンデストップは1回15秒。ピットイン/アウトでだいたい30秒ほどロスが発生するので、1回のハンデストップは約45秒くらいになると思います。

 

それから、各チーム、ドライバーの走行時間管理が厳しく制限されています。これは、体重の重い人を集めて戦闘力レベルを上げ、体重が軽くて速い人を長時間走らせて好成績を残そうという作戦を封じるためのルールです。

 

制限内容は、1チーム2~4人までなら、1人最低25分。5~6名なら1人最低15分。7~8名なら1人最低10分です。これを遵守しているかどうかは、ピットでスタッフがチェックしています。ドライバーの区別をするために、受付時に色分されたリストバンドを1人1枚受取り、レーシングスーツの上に装着して走行しなければなりません。

 

大井松田レンタルフェスタ走行管理票とリストバンド

チームに渡される走行管理表とリストバンド

大井松田レンタルフェスタリストバンド装着

リストバンドはレーシングスーツの上に装着

 

長々と説明しましたが、この複雑なルールをよく読み解き、チーム編成を行うところからレースは既に始まっているということになります。レース前の段階で、成績の7割くらいは決まってくるのではないでしょうか。かなり頭を使うので、大人の耐久レースという印象が強いです。

 

使用するゴーカートは?

2耐クラスで使用するゴーカートは、ファミ耐60クラスで使われるT4Lのリミッター解除版、T4Fとなります。車体は同じで、エンジンのリミッターを解除しているだけとなります。

 

リミッター解除したらめっちゃ速いんじゃないかと少しびびっていたのですが、T4Lより1秒前後速い程度で、「あれ、このマシン調子いいんじゃないの?」程度の差しかありませんので、T4Lに乗ったことのある人なら違和感なく乗れると思います。

 

大井松田レンタルフェスタ使用マシン

使用マシンはヤマハ製TIA+MZ200

 

受付時にはやることが沢山!

複雑なルールがあることから、受付時にはやることが沢山あります!慣れていないとアタフタしてしまいますが、スタッフさんが丁寧に案内してくれるので、心配ご無用。指示に従って受付を済ませて下さい。

 

大井松田レンタルフェスタ受付

ブリーフィング資料と、本日のマシンデータを受領

大井松田レンタルフェスタ受付

予選アタックドライバーのくじ引き

大井松田レンタルフェスタ受付

マシンの抽選

大井松田レンタルフェスタ受付

計測器の受取

大井松田レンタルフェスタ受付

走行管理表とリストバンドの受取

大井松田レンタルフェスタ受付

重量計測

 

練習走行は有料と無料の2段階!

ブリーフィング前に、4,000円で30分間の有料の練習走行ができます。マシンは受付時に引いたもので、レースでも使うマシンです。この日はほぼ全チームが有料練習走行を行っていました。

 

大井松田レンタルフェスタ有料練習走行

有料練習走行は、マシンのゼッケンの上に許可証を貼り付けて行います

大井松田レンタルフェスタブリーフィング

有料練習走行と公式練習走行の間にブリーフィング

 

その後、ブリーフィングを挟んで、15分間の公式練習走行が行われます。この公式練習は出走ドライバー全員が走る義務があります。

 

大井松田レンタルフェスタ公式練習

公式練習走行ではドラチェンの練習も欠かせません!

 

予選タイムアタック!

決勝のグリッドは、くじ引きの場合と、予選タイムアタックの場合と、レース毎に変わるようで、今回の第6戦はタイムアタックが行われました。タイムアタックするドライバーは、受付時にくじ引きで決めるということで、必ずしもチームのエースが出走とはなりません。今回私のチームはリーダーのたけぞ~。さんが見事くじを引当て、6番手の成績を収めました!

 

大井松田レンタルフェスタ予選TT

タイムアタック前の全車整列

大井松田レンタルフェスタ予選TT

予選アタッカーは「たけぞ~。」さん。私のカートの師匠でもあります。

 

決勝120分レースはホロ苦デビュー

大井松田レンタルフェスタ2耐スターティンググリッド

大井松田レンタルフェスタ侍50's

「侍50's」チーム。左から55歳、36歳、54歳。オトナのチームです。

 

6番手スタートの侍50's。スタートドライバーはやはり軽量の私が担当することになりました。序盤は軽量を活かして3台パスして3位を走行していましたが、最初のドライバーチェンジの際、エンジンストップをするのが遅かった(マシンを降りた後にエンジンを止めた)ということでペナルティを食らってしまいました・・・。

 

大井松田レンタルフェスタペナルティストップ

ごめんなさい!やっちゃいました!!!

 

ファミ耐ではこの程度のミスならペナルティにはならないのですが、最高峰2耐クラスはペナルティ基準もかなり厳しく見られています。他にも、ピットレーンの速度超過や、ちょっとした幅寄せ、プッシングなども一撃でペナルティを取られるので、自然とレースのレベルは高くなります。

 

大井松田レンタルフェスタピットレーン速度計測

ピットレーンの速度超過はスピードガンで厳密に計測。25km/h以上で即ペナルティ

大井松田レンタルフェスタピットインパイロン

ピットイン時のパイロンタッチも一撃ペナルティ

 

1度ペナルティを食らってしまうと、60秒程度のロスになってしまうので、その時点で好成績は望めません。ですが、2耐では「ファステストラップ賞」というものが用意されていて、レース中のファステストラップを記録したチームにはなんと5,000円分の走行券が授与されます。

 

こうなったらこれを目指して激走するのみ!レベルの高いドライバーが多いこともあって、スリップ・ストリームをたっぷり使い、辛うじてファステストラップだけはもぎ取りました!

 

大井松田レンタルフェスタファステストラップ賞

ファステスト賞として5,000円分の走行券を頂きました!

レース結果

優勝は上位常連のTeam花花Racingさん!

 

2位はこちらも常連Team 栄養ドリンクさん!

 

3位はチームN1さんでした!

 

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私達の侍50'sは、私のペナルティが響き、5位でした。助っ人なのにペナルティはメンボクナイ・・・

 

大井松田レンタルフェスタ2耐リザルト

 

今回参加のイベント情報

イベント名  :RENTAL FESTA
        2016 第6戦 2耐クラス

開催場所   :大井松田カートランド

参加費用   :32,000円/1チーム

参加のしやすさ:★★★☆☆

イベント満足度:★★★★☆

次回開催日程 :12/11(日)※5時間耐久

 

とにかく難しくて、面白くて、厳しいルールに、ハイレベルなバトルが楽しめるのが2耐の最大のポイント。特に体重が重くて軽い人には敵わないと思っている人でも、知恵と正確性があれば十分勝てる可能性があります。

 

難しいレースなので参加しやすいとは言えませんが、頭脳戦に自信があるなら、是非とも参加してみて下さい。参加するたびに新たな発見や反省点が見つかり、その積み重ねで必ず勝ちが狙えるレースになると思います!

 

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石栗 和春

F1好きが昂じてカートにハマり、2014年4月よりカートキャリアをスタート。 体重50kgの超軽量ドライバー故、得意なのは直線、苦手なのは重量ハンデ(笑) S.Vettel選手のRedBull時代のコスプレで関東各地のレースに出没中。

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