こんにちは。Go!KART!レポーターの岡ちゃんです!
今回も、シティカートで開催されたGo!KART!スクール(編集長がコーチをするゴーカートのドライビングスクール)に参加した際のレポートをお送りします!
前回のレポートでもお伝えしましたが、では1回目の走行でブレーキングの特訓として通常ではやらないイン側からのコーナー進入をしながら強いブレーキの練習をしました。
それでは引き続き、2回目の走行からのレポートをお送りしていきますね!
ロックすることを前提にしたら練習にならない
1回目の走行ではタイヤロックすることを前提にしたようなブレーキングをしてしまったため、それでは練習の主旨が違ってきてしまうということでロックをさせずに強いブレーキをするというのを2回目の走行のテーマにします。
2回目の走行は1周目から最後までずっとイン側のラインで走るようにしつつ、短い距離で強いブレーキをするトレーニングを継続します。
また、タイヤロックをするかしないか限界ギリギリを探り、最大限の減速力を得られるようなブレーキングを目指します。
自分にとって、しっくりくる感覚を掴む
初期踏力を強く!というのを意識しブレーキペダルを「ガン!!」を踏んでみたのですが、簡単にロックしてしまいました。そこで次の周からその踏みすぎているブレーキの踏力を少しずつ弱めていきます。
ちょっと伝わりにくいですが、今までブレーキを「ガン!」と踏むとか「ぐぐぐっ!」と踏むとか擬音で表してきましたが、僕にとっては「ぐぐぐ」のほうがロックせずにきちんと止まれる感覚がありました。「ガン!」と踏んでしまうとスイッチのオンオフのようで、極端なブレーキ操作になってしまいがちなのです。
走行後コーチに「自分ではこのブレーキングがうまくいってるかわからない。」と伝えると、「良くなってきてる」と言ってもらえました。外から見てて完璧なブレーキかどうかわからないけど見た感じは良い感じのマシンの動きになってきているということでした。
2回目のベストタイムは33.788秒でしたので34秒を切ってタイムの上でも現れてきているよう。
そこで3回目の走行ではイン~イン~イン(コーナーをインベタ)で周り、コーチのGo!の指示で通常のラインに切り替えます。
ただしいつも通り攻めろ、ってなると気合い入りすぎてロックさせすぎる元の走りに戻ってしまうことがないよう、レッスンで学んだ走り方をしつつラインだけ通常に戻すイメージです。
3回目のベストタイムは33.511秒。前半にインベタで走った時は35.0~35.5秒でした。
2回目の走行で上手くいったイメージをもって「ぐぐぐっ!」のブレーキをしていったのですが、「ぐぐぐ」をイメージしすぎてブレーキが弱くなってたり逆に「ガン!」としすぎてロックしたり安定しなかったです。またコーチにGo!の指示が出されてから、「ブレーキの初期踏力が少し弱くなりがちだった。」と言われてしまいました。
タイム向上のために必要な観点
アドバイス中にコーチに言われたことで、「このスクールの中での僕の走行後の感想は、感覚としてうまくいったか、そうでないかに重きを置かれているようで、タイムを上げたい、という方に意識がいきすぎてしまっていますね。」と。
それよりも、課題のために何を試してみて結果どのようになったか、その逆をやるとどうなるか、という観点でこのGo!Kart!スクールに限らず普通の練習走行でもやっていくと経験の引き出しが増え、結果タイムも上がる!というアドバイスをもらいました。
確かに上手くなるためにやる練習だけど、せっかく色んなドライビングを試したり自分の感覚を掴むための機会ですので経験を増やすという意味でも単純に目先の結果を考えないようにすることは、ゴーカートに限らず大切なことですよね。
この観点を大切にしていきますので、次回のレポートもお楽しみに!