こんにちは、なかこうじです。
前回の7月2日Go!KART!スクールレポートの続きです。
タイヤがロックする感覚を掴んだところで、次はタイヤをロックさせずにコーナーを曲がることを目標に3回目の走行に臨みます。
前回のレポートはこちら。「タイヤがロックする感覚を体に叩き込む練習にトライ!(3)」
「ブレーキを強く踏む=最短の減速」ではない!?
1回目の走行では気持ちがチキンになってしまい、タイヤがロックするかなり前でブレーキを離していたけど、今回はギリギリまで行くぞ!
そう意気込んでブレーキを踏むと、、、タイヤロック!
あれ、このくらいの強さならロックはしないはずなのにどうしてロックするんだろう???
走行が終わってコーチに聞いてみたところ、「もっと減速をして欲しかった」とコメント。
んんん?タイヤロックする強さでブレーキしているから最大の減速のはずなのにさらに減速ってできるの?
・タイヤがロックすると減速度が落ちるので、ブレーキを強く踏み過ぎると減速の効率が悪くなる!
・速度が低くくなると弱いブレーキでもロックしてしまう!
・速度に合わせてブレーキの強さをコントロールできるようにする必要がある!
つまり最初はタイヤがロックするギリギリのブレーキを踏んだとしても、そのブレーキを一定の強さで踏んでいると、速度が下がっていくのでタイヤがロックしてしまう。
なので、速度が下がるのに合わせてタイヤロックさせないようブレーキを弱くしていくのが最短で効率よく減速できる方法だとアドバイスを頂きました。
強いブレーキを踏み続ける=最短の減速と思っていたけどそうじゃなかった。
あ!よく考えたらABSってそういう仕組みなのか?そうだ、ABSを目指せばいいんだ!!
速度を80%にするブレーキが最適な減速?
それならどのくらいのブレーキの力が必要なのかな?と疑問に思っていろいろと調べてみました。
ブレーキの強さは「グリップ力」と「スリップ率」の関係で決まるらしい。
※タイヤがロックしている状態はタイヤの回転無し、スリップ率は100%の状態。
ゴーカートに当てはまるかどうかはまだ不明ですが、スリップ率が約20%になるとグリップ率が最大になるらしい。
つまりタイヤの回転速度を現在の実際の走行中の速度の20%減=80%にするのが最もブレーキが掛かっているということになる。
50km/h で走っている場合はタイヤの回転速度は40km/hの速度にして、40km/hになったらタイヤの回転速度を32km/hの速度にしていくのが良いということ??この考え方があっているかどうか、誰かおしえてください!
(この考え方については、Go!KART!編集部で記事を書いてくれるそうです。上記の見解は素人の解釈ですので信じないでください!笑)
Go!KART!スクール以外でも指摘されたブレーキコントロール
今回のスクールの翌週7月10日に行われたイベント「誰でも出来るカート大会 Ke-CUP」でカート仲間から「中小路さん、ブレーキ踏みすぎ。もっと チョン って踏むぐらいでいいよ」とアドバイスをもらいました。
自分では チョン って踏んでいるつもりが、しっかり踏んでいるようで、ブレーキのコントロールができていないということを改めて実感しました。ブレーキって難しすぎる!
今回のGo!KART!スクールではブレーキコントロールが大きな課題としてあることを発見しましした。
目標はABSのようなブレーキコントロールができるようになること。
そのためには時間が掛かりそうだけど、なんとかものにしていきたい!!